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西原理恵子×月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気

西原理恵子, 月乃光司【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2010/07/06
JAN 9784093878647

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商品レビュー

3.5

25件のお客様レビュー

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2020/09/21

アルコール依存症は病気である。患者とその家族のリアルな心情がよく分かった。また治療過程もわかってよい。

Posted by ブクログ

2020/06/03

漫画家の西原理恵子とアルコール依存症当事者の月乃光司の対談本。 西原の夫の鴨志田穣氏がアルコール依存症だったことは本書で初めて知った。 平易でさっくり読める本だが、当事者向けの自助本としては情報量が少ないと感じた。 ・アルコール依存症は患者がかわいがられない病気。がんで入院中の...

漫画家の西原理恵子とアルコール依存症当事者の月乃光司の対談本。 西原の夫の鴨志田穣氏がアルコール依存症だったことは本書で初めて知った。 平易でさっくり読める本だが、当事者向けの自助本としては情報量が少ないと感じた。 ・アルコール依存症は患者がかわいがられない病気。がんで入院中の鴨志田が「がんってこんなにかわいがられる病気なんだ」という冒頭漫画の1コマは印象的。 ・西原家では、漫画家として十分な収入があった西原が結果として夫に問題飲酒を継続させるイネイブラーになってしまっていた。 ・西原は女性でも職と稼ぎを持つべきという(今となっては当たり前の)主張を以前からしていた。本書で語られていることを知ると、家族にトラブルがあっても、自分と子供の生活費、病気治療の費用を工面できたのは自分の職のおかげだという実体験から来ているのだという点がつながる。 ・月乃の執筆部分はアルコール依存症の教科書的な説明が多い。否認の病、コミュニケーションの道具として使っているうちに、抗うつ薬や睡眠導入剤とアルコールの併用の害など。 ・壮絶だと感じたのはブラックアウトの経験。飲酒で記憶を失い、その間のことを覚えていない。自動販売機を破壊したことを覚えておらず「いつ弁償するのか」という督促が来てはじめて知る、喧嘩をする、大声をだす。 自分も酒を飲んで記憶が曖昧になることは多かったが、対人トラブルが無いだけでこれはブラックアウトなのだと気づいた。 ・対談編で、西原が「貧乏なら酒を飲みたければ外で稼がなくてはいけないが、豊かな社会では引きこもって酒を飲んで食事をしてネットで情報を得ることができてしまう」と発言している。 中島らもの「今夜すべてのバーで」にも、福祉社会では一人で暇を潰す技術が必要だが、知性のない人間はアルコールに頼るという旨が書かれていた。 ・酒とセットでしていた行動はしない ・アルコール依存症を治療して社会復帰させると自殺してしまう。社会の方が厳しく不寛容(西原の知人の精神科医の言葉) ・アルコール依存症者の最後は、食道静脈瘤破裂、自殺、交通事故、店頭。

Posted by ブクログ

2019/01/13

西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気。西原理恵子先生の著書。アルコール依存症についての理解が深まる良書です。アルコール依存症のご家族をお持ちであった西原理恵子先生の実体験に基づくお話なので、とても参考になる内容ばかり。

Posted by ブクログ

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