そろそろ薄着の季節。となると気になるのが、下腹部。食事の量を減らすだけではスリムになりにくい場所。さりげなく視線にさらされるぽっこりお腹を1日1分のかんたんストレッチですっきりさせてみませんか？ ご紹介するストレッチは「身体均整法」という背骨や骨盤のゆがみを取り除く専門の手技療法がベースになっているもの。1日1分続ければ、続けた分だけ身体が期待に応えてくれる強い味方です。 　＊　＊　＊ 骨盤が前傾すると、下腹部がぽっこり突き出て目立ちます。おなか周りから体のわきへと、たるみやぜい肉を洗い流すようにポーズをとるとともに、骨盤の動きを柔軟にし、前後のゆがみをとりましょう。仙骨（せんこつ）のバランスを整えて活力を与え、骨盤のゆがみを直せば下腹部スッキリ。 ［1］脚を開いて座る 両足を大きく開いて座り、両手を前につく。 ［2］上体を倒してひじをつく つま先を上に向けてかかとを突き出し、息を吸って吐きながら上体を前に倒してひじを床につける。 ［3］前屈する 首の力を抜き、10秒キープする。 ☆Point⇒ひざ裏をしっかり伸ばす。足の小指から腎臓、胸へとエネルギーが流れるよう意識する。ひじが床につかない人は、広げた脚幅を狭くして調整する。 ［4］右手首をつかんであお向けになる あお向けになり、両腕を頭上に伸ばし、左手で右の手首をつかむ。両脚はそろえておく。 ［5］体を「く」の字に曲げる 息を吸って吐きながら、「く」の字になるように体を左側に曲げ、曲げ切ったとことで10秒キープする。 ☆Point⇒腰が浮かないように注意する。体のわきをエネルギーが流れるよう意識する。 ［6］元に戻る 息を吸って吐きながら、ゆっくり元に戻る。手を替えて反対側も同様に行う。 ［7］両ひざを立てる 両ひざを立て、腕は小指側を下にして体の両わきに自然に伸ばす。 ［8］腰を持ち上げる 息を吸いながら、手のひらを立て、手と足で床を押すようにして腰を持ち上げ、10秒キープする。 ［9］一気に脱力 息を吐くと同時に一気に腰をストンと落として脱力し、10秒リラックスする。 ☆Point⇒腰を上げ切ったら、勢いよくストンと落とす ～『1日1分！ くびれ美尻ダイエット』より 　＊　＊　＊ ご紹介したのは文字だけですが、動きはごくシンプルですよね。こちらを1日1分続けるだけでぽっこりお腹がすっきりするなら、これに勝る素敵なことがありましょうか（いや、ありはしない）。今日から始めてスレンダーな身体で薄着の季節を迎えましょう！