1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

なりひらの恋 在原業平ものがたり

三田誠広【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,540

¥605 定価より935円(60%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2010/05/08
JAN 9784569779171

なりひらの恋

¥605

商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わ、軽い。「なりひらくん」だって。昨日まで読んでた『檀林皇后私譜』と時代が少し重なるので、おさらい感覚。しかしこうやってみると、業平ってかなり交友範囲が広い。見目が良いから皆に好かれたのか(笑) しかし、いくら創作とはいえ、初対面の高子の第一声が「あんた、だれ」はあんまりでは。それでもピアニストの亭主かよ…って、違った。庄司薫とゴッチャになった(汗) ところで紀長谷雄は鬼が見えたって本当ですか?

Posted by ブクログ

2019/05/22

同じ著者による菅原道真の本を読んで、まあまあ面白かったので、この本も借りて読んでみました。 イケメンで和歌の達人である業平は、祖父が平城天皇、ということで、とっても血筋がよいのですが、その人生は、決して順風満帆ではなく、それゆえ、イケメンで和歌の達人であっても、凡人が共感でき...

同じ著者による菅原道真の本を読んで、まあまあ面白かったので、この本も借りて読んでみました。 イケメンで和歌の達人である業平は、祖父が平城天皇、ということで、とっても血筋がよいのですが、その人生は、決して順風満帆ではなく、それゆえ、イケメンで和歌の達人であっても、凡人が共感できる内容になっています。 小野小町や菅原道真など、業平と同じ時代を過ごしつつも、世代が異なる人との関係性については、こういう本を読むと、印象に残りますね。 ある意味、いい勉強になりました。

Posted by ブクログ

2017/11/08

少し前に読んだ「菅原道真 見果てぬ夢」の作者さんが書いた「なりひら」のお話。すごーく楽しく読ませてもらえた上に、業平、道真の周りの人間関係を整理できたので★5つ! 「菅原道真」のほうは、資料を元に淡々と道真の立場と考えを推測した小説になっていたけれど、こちらの小説は、在原業平の...

少し前に読んだ「菅原道真 見果てぬ夢」の作者さんが書いた「なりひら」のお話。すごーく楽しく読ませてもらえた上に、業平、道真の周りの人間関係を整理できたので★5つ! 「菅原道真」のほうは、資料を元に淡々と道真の立場と考えを推測した小説になっていたけれど、こちらの小説は、在原業平の小説ではなく、業平の資料を元にちょっと創作しちゃった「なりひら」くんというキャラクタの物語。 当時の権力争いの構図や、事件などを踏まえた上に、伊勢物語に描かれたようなちょっと脚色された物語を融合させて、「皇族の血を引いていて美男子で和歌が得意だけど、政治にとんと興味がなくて、高子にぞっこんだけど、引き裂かれてしょぼんと生きてる後ろ向き美青年(〜美中年w)」というキャラクタを創作しての「なりひら像」を、ラノベみたいなノリでサラサラと書いてある。読みやすいうえに、歴史や古典の上澄みをしっかりおさらいできるという優れもの! 物語の中に、業平や当時の歌人たちの和歌がたくさん引用されていて、その現代語訳がまた楽しい。「古典の現代語訳」ではなく、ラノベの主人公「なりひらくん」ならこんな風に表現しちゃうだろうなぁ、かっこ笑い、的な気軽さ。 扉に書かれていたのはこんな言葉。 「この世に 桜なんてものがなければ 春の心も のどかなんだけどね」 このページを見ただけで、この小説の雰囲気がわかりますよね。素晴らしいデザインだと思いました。 最後の方は、紀長谷雄との交流記みたいになっていたのも楽しかった。途中で交流のある天才少年道真くんもいい味が出ていて◎。 楽しい小説でした。 これ、文庫本になってくれないかな。いや、電子書籍になってくれないかな。気軽に読み返したい!

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品