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異常とは何か 講談社現代新書

小俣和一郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/04/20
JAN 9784062880497

異常とは何か

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商品レビュー

4

15件のお客様レビュー

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2023/08/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

発達障害当事者として、ずっと「自分は異常だ」という自覚があった。しかしうまく言語化できず、周囲と馴染めず衝突し、迷惑をかけまくって孤立した。周囲からは「個性的だが普通の人」として「普通たれ」というプレッシャーがあったし、病識のない頃は自分で自分にも「普通」を強い、40年適応できず二次障害的な精神疾患も発症していた。 「異常」といわれるものは、時代や文化・見る方向などでいくらでも変化するというのは、経験から何となく知っていた。 本書では、いくつも具体的な事実を専門家の客観的な視点で語られていたため、しっかり納得できた。 何度も読み返したい。 自分や他人、思想や嗜好に対して「異常」などと軽々しく口にしないように、客観的で冷静な視点を自分の中に持っていたい。

Posted by ブクログ

2018/11/29

序章 異常とは何か? 第1章 異常と正常の倒置 第2章 異常と臨床 第3章 正常の過剰態としての異常 第4章 正常と異常のトポロジー 第5章 社会における異常と正常 終章 正常とは何か? 著者:小俣和一郎(1950-、東京都、精神科医)

Posted by ブクログ

2018/02/22

「異常」の定義づけを試みた一冊。 同時に「正常」についても定義づけをしていき、同一の対象が、ある時は正常である時は異常となる現象を中心にして、果たしてある客体が異常な状態とはどういう「状況」なのか、から異常性について紐解く。 異常とは、正常ではない状態ではあるのだけど、そもそも...

「異常」の定義づけを試みた一冊。 同時に「正常」についても定義づけをしていき、同一の対象が、ある時は正常である時は異常となる現象を中心にして、果たしてある客体が異常な状態とはどういう「状況」なのか、から異常性について紐解く。 異常とは、正常ではない状態ではあるのだけど、そもそもその正常とは時代によって異なるのはなぜか? それはイデオロギーとの関係、正常を過剰に推し進めた状態での異常、メランコリー型の社会というネイションとの関係など、様々な角度から説明を試みる点が(姿勢が)とにかく素晴らしい。

Posted by ブクログ

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