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子は親を救うために「心の病」になる
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子は親を救うために「心の病」になる
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
普通の親子関係と特殊の親子関係について具体的の親のカウンセリングについて書かれた本。 普通の親子関係とは、 人との付き合い方、人生観、善悪を判断する 倫理機能などが、親子で共通 社会とも共通と言うこと。 一方で 特殊な親子関係とは、 普通の世界の人とは異なった理解を持ち...
普通の親子関係と特殊の親子関係について具体的の親のカウンセリングについて書かれた本。 普通の親子関係とは、 人との付き合い方、人生観、善悪を判断する 倫理機能などが、親子で共通 社会とも共通と言うこと。 一方で 特殊な親子関係とは、 普通の世界の人とは異なった理解を持ち、 世界を全く違う視点から見ており、 人生観や善悪の感じ方も異なっている。 なぜ 感じ方が逆になってるかと言うと、 普通の人が当たり前のように思っている良いことが、 虐待を受けてる人にとっては 悪いことであり、 普通の人が「なんでそんな馬鹿なことやってんの!」と思うことが 虐待を受けていふ人とっては善い生き方になっている。 虐待受けた子どもにとっては、 目の前の悪い親に耐えることが善であり その逆に逃げることが悪となる。 悪に親に耐えることが善で 善を求めるのが悪である。 こうして普通の人とは善悪が逆転する。 虐待を受けている人は 虐待の連鎖を止める必要ある。その方法は、 自分を肯定できれば、子どもを否定する事は無い。子どもを肯定できれば、自分を否定することもない。 カウンセリングは、 ただ聞くだけで良い そして理論は通用しない
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虐待されていた人は、善悪の心理システムが逆になっているという。 物事の判断の物差しが、独自になっているなって思うことがあり、なるほどなと思いました。 あれ?って思うことからずれてるのが普通じゃなくて、普通って感覚は大事にしていいものだと思った。 自分の意見を言って、感情を出して、...
虐待されていた人は、善悪の心理システムが逆になっているという。 物事の判断の物差しが、独自になっているなって思うことがあり、なるほどなと思いました。 あれ?って思うことからずれてるのが普通じゃなくて、普通って感覚は大事にしていいものだと思った。 自分の意見を言って、感情を出して、時に揺れ動いて…、そんなこんなで、でもまぁいいか、って自己肯定できることが大事なんだと思いました。 カウンセリングは問題を解決する作業ではない、自分を確認する作業だ、と最後に書いてありました。話を聞く時に、頭に置いておこうと思う。
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- ネタバレ
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著者が患者さんから教わったカウンセリングの本質は、ただ聞くだけでいいということと、理論は通用しないということ。 その二つの説明を読んで、とても深いなとかんじました。 カウンセリングは悩みを聞くのではなく、『存在』感をきく、『存在』を確認するものである。 人と人が向き合って、この『存在』を確認し合う作業がカウンセリングの本質であると。 また読み直したい本の、1冊です。
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