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殺す者と殺される者
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殺す者と殺される者
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商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
69点:夫婦のあいだで何が起きているかは、傍目にはわからんものでしょう?あなたにもわたしにも、あのふたりがお互いをどう思っていたか、本当のところは知りようがないわけです。 この警部は警部の立場として当たり前のことをちゃんと言ってました。 小説としては模範的な作りにみえ、基本がし...
69点:夫婦のあいだで何が起きているかは、傍目にはわからんものでしょう?あなたにもわたしにも、あのふたりがお互いをどう思っていたか、本当のところは知りようがないわけです。 この警部は警部の立場として当たり前のことをちゃんと言ってました。 小説としては模範的な作りにみえ、基本がしっかりできているという感触はある。 ただ今読んで面白いかというとなんだか微妙に感じる。なぜか。それは主人公とヒロインがあまり魅力的にみえないから。
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最後まで読んでようやくタイトルに納得。気持ちいい!謎解きとかトリックの面白みはなかったけどハッとさせられました。多重人格が判明してからの話が少し長かったです。
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小谷野敦氏推薦のミステリーですが、以下はネタバレアリです。 まず、多重人格者ものを本格推理小説に分類するのは異議ありです。 別人格の行動が主人公の知らないところで行われている前提では、小説をいくら読みこんでもわかりようがありません。 もちろん、主人公自身にも違和感や記憶のずれを感じてはいるという描写はあるのですが、それは頭を打った際の記憶障害であるかのようなミスリードもしています。 まあ、それでも楽しめる人向けのものですが・・ また翻訳にも数か所読みづらいところがありました。
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