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そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります 講談社文庫

川上未映子【著】

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商品詳細

内容紹介 大阪弁のリズムある文体で魅せる、芥川賞作家デビュー随筆集!純文学界注目の川上未映子の瑞々しい感性と卓越した表現で綴った、136本を収録。共感と驚嘆が詰まった、愛らしくて滑稽で深遠な作品の数々です。芥川賞受賞の「乳と卵」はもちろん、著者の処女作で芥川賞候補作にもなった「わたくし率イン歯ー、または世界」も注目です
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/11/12
JAN 9784062765053

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商品レビュー

3.7

132件のお客様レビュー

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2023/04/23

独特な文体だなあ。読みづらいはずなのに頭に入ってくる。愛する男の浮気相手になりたいの話が印象的だった。 句点少なめで畳みかけてくる感じ。

Posted by ブクログ

2023/04/20

乳と卵の川上未映子のデビュー随筆集。 関西弁、ミュージシャン、とくると、 やはりこのような文体になる不思議。 さは実はあんまりなかったりする。 ミュージシャンだったのですね。どうりで。 と勝手に納得。 あけすけ、場当たり、衝動ままに迸る文章群。 哲学と文学と詩と関西弁の何...

乳と卵の川上未映子のデビュー随筆集。 関西弁、ミュージシャン、とくると、 やはりこのような文体になる不思議。 さは実はあんまりなかったりする。 ミュージシャンだったのですね。どうりで。 と勝手に納得。 あけすけ、場当たり、衝動ままに迸る文章群。 哲学と文学と詩と関西弁の何故か美味い闇鍋。 スカすし脱臼的で独特の曲がり方をする言葉捻り。視点。眼。 噛みごたえの斬新さ、詩的ワードセンス、 純文学"的"自分語り。用法。多分に共感する。 モラトリアム、モラトリアム抜け、 抜けた思たら抜けてないモラトリアム、 人生モラトリアムったら、 もう毎日がモラトリアム記念日ってんで、 そうコラージュ。コラージュだけが人生。 やけども、コラージュだけやのうて、 本当の本当に自分きっかけの、 後ろめたい何かの無い、 独自一本松を古墳にブッ刺して、 息切れして肩上下さして、 松やったら結局松っていう種のコラージュやないかという揚げ足取りにも負けず、 すこんと脛叩いて行かなあかんな。 そう思いました。ましてん。 そうこれもコラージュ。 見たまんまの模写、写経(シャケイといまだに書いてしまう、シャキョウ) それもこれもまたこうして、 適応したつもりの自我が、自我達が、 SNSの中に放り込んでしまって、 存在を一旦は認識されるも、 いないのと同じと消えていき、 にっこりマッコリのにっこりくらい白々しい何かと同じになり、 肘の上のトルマリンリングでピスタチオを割る、 その音を聞いた時の感動を生み出すために、 生きて来たのでは無いなぁと思うくらいには、 僕たち私たちの心の中にいつもあるそれ。 頭、かもしれない。 それ、そんな塊を吐き出す作業は必要なのだと思う。 何を言ってるのかって? そうですね、 この本を読めばわかるかもしれません。 僕たち私たちの中にあるなにか、 奥のほぞの世迷言のような部位の、 止まる事を知らない罵詈や耽美を、 ひいては地球を壊しかねない蒙昧を、 実は大事にしなければ。 と、ふと思ったなら尚の事。 すこん、入れたらええねん。 ウォッチリストでもなんでもかめへん。 入れる言う事は、生きると同義なんやから。 言うてな。知らんけど。

Posted by ブクログ

2023/01/19

芥川賞作家、川上未映子氏のエッセイ集。ブログか何かに書かれていた所感を集めたもののようだ。気づいたことや考えていることなどが散文的にかかれているので、独り言のような感じである。 現在40代後半の川上氏が20代後半のころ、つまり小説家ではなくシンガーソングライターだった頃のエッセイ...

芥川賞作家、川上未映子氏のエッセイ集。ブログか何かに書かれていた所感を集めたもののようだ。気づいたことや考えていることなどが散文的にかかれているので、独り言のような感じである。 現在40代後半の川上氏が20代後半のころ、つまり小説家ではなくシンガーソングライターだった頃のエッセイである。伝え聞く話や個性的な外見から、気が強い人なのかと想像していたが、全く違った。 やはり作家になる人というのは、独特の世界観を持って生きているのだと感じた。彼女が書く文章は、とてもよくわかって共感できるところもあるし、よく理解できずに文字がから滑りしていくところもある。おそらく彼女自身も何となく抽象的な概念をつかもうとしている感じがうかがえる。 20代後半ならではの、また作曲をするクリエイターとしての、悶々とした苦しさが伝わってくる。20代後半は人生で一番あれこれ懊悩する時期かもしれない。 大阪弁は(私の頭の中で再生されるイントネーションも間違っていると思われる)、彼女の一部というより彼女そのものであり、標準語では表現できないこともたくさんありそうだ。

Posted by ブクログ

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