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ストーム・ブリング・ワールド(2) MF文庫ダ・ヴィンチ

冲方丁【著】

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商品詳細

内容紹介 角川スニーカー大賞金賞の「黒い季節」やSF大賞受賞の「マルドゥック・スクランブル」などで知られる、冲方丁の傑作ファンタジーが甦る!アーティミスを護るという密命を受けたリェロンだったが、王宮の騎士団の卑劣な罠にはまり処刑されてしまう。失意の底に叩き落とされたアーティミスを立ち直らせたのモノ・・・そして、アーティミスは仲間とともに立ち上がる。カバーイラストは大人気イラストレーター山本ヤマトです。
販売会社/発売会社 メディアファクトリー
発売年月日 2009/10/23
JAN 9784840130486

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商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2022/08/28

展開が読めて困る。 話は王道をまったくそれることなくライトノベルから脱却することなく終わってしまった。 うーん・・・ 看板に偽りは無いが、期待していたほどでは・・・

Posted by ブクログ

2022/08/04

上巻に続き面白かったです。 10年前に読んだ本をもう一度読み、上巻と同じくあの時のドキドキ感が甦りました。 彼らの旅に幸あれ☆

Posted by ブクログ

2022/06/16

リェロンとアーティ、二人の覚醒の物語としての「ストーム・ブリング・ワールド」でした。「カルドセプト」というゲーム内ではどんな立ち位置になるのかはわからないけど、主人公的な立ち位置の二人の始まりの終わり。 過去も未来も見ずに、現在だけを見ることで己を生かしていたリェロン。 物事の...

リェロンとアーティ、二人の覚醒の物語としての「ストーム・ブリング・ワールド」でした。「カルドセプト」というゲーム内ではどんな立ち位置になるのかはわからないけど、主人公的な立ち位置の二人の始まりの終わり。 過去も未来も見ずに、現在だけを見ることで己を生かしていたリェロン。 物事の深層を見ずに、表面を取り繕うことで己を確立させていたアーティ。 「黒のセプター」との戦いで二人が出会い築いたものが、互いに欠けていたものを補完するような形で、成長を促しあう。物語の序章にしては、大掛かりな仕掛けだったけども、旅立ちの日を迎えるにあたっては十分な経験を積めたことと思います。 今回の事件の黒幕の人の最期が三流でよい。 もうあなたは用済みなのに、強者感出されても困るんだよなぁ、と思っていたところだったので、退場の仕方は腑に落ちるものでした。 解説は田中芳樹。解説最後で「いつまでも待つので、フランス奇談モノをぜひお願い」と書かれています………が、それは冲方さんも含めて田中のお父さんにこそ言いたいセリフです。新作も待ってるけども、やり残しというか中断している作品を、ぜひお願いします、というのは読者全員の総意です。 この解説は2009年。この時期では「タイタニア」も「アルスラーン」も「創竜伝」も終わっていなかったはず。というか「タイタニア」は再始動もしてなかったのではなかったかな。 それから時は流れ2022年。「タイタニア」も「アルスラーン」も「創竜伝」も完結を迎えました。ありがとうございます。 「灼熱の竜騎兵」と「七都市物語」をお願いします。 話それました。 冲方丁のファンタジー作品なのに、世界観にすんなり入り込むことができたのは、既にゲームとして完成された世界を舞台とした作品だったからでしょう。構想から関わっていたそうですし。 作者独特の言葉回しが作り上げる世界観に入り込めるかどうかで、楽しみ方がだいぶ変わってくる冲方丁作品の数々。そういう点では、ちょっと拍子抜けでした。するする読む進められたので、疾走感は存分に楽しみましたけどね。なかなか珍しい体験となりました。

Posted by ブクログ

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