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春本を愉しむ 新潮選書

出久根達郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/09/20
JAN 9784106036491

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春本を愉しむ

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2017/05/13

春本というジャンルは、春画と同様に長く貶められてきましたが、このところ春画の方は広く一般に解放される機運が高まり、一種のブームにあります。タイモン・スクリーチがその著書である『春画』(講談社選書メチエ)において身も蓋もない指摘をおこなった頃に比べると、隔世の感があります。 出版...

春本というジャンルは、春画と同様に長く貶められてきましたが、このところ春画の方は広く一般に解放される機運が高まり、一種のブームにあります。タイモン・スクリーチがその著書である『春画』(講談社選書メチエ)において身も蓋もない指摘をおこなった頃に比べると、隔世の感があります。 出版に際して法律という高い壁のある春画に対して、文章中心の春本の方はずっとハードルが低いはずなのですが、その世界への紹介の労を取ってくれる先達が少なく、私のような門外漢にはなかなか内部をうかがい知ることはできません。本書は、古書店主でもある著者が春本の奥深い世界の入り口まで読者を導いてくれる、得難い入門書です。書誌的な情報について詳しく知りたいという「通」にはもの足りないと感じられるかもしれませんが、読みやすい文章で綴られていて、一般の読書家の関心は十分に満たしてくれる内容だと思います。 なお本書で、かつて芥川龍之介の手になるのではないかと言われたこともある『赤い帽子の女』が取り上げられていますが、これに関しては近年鹿島茂が、フランス文学者の辰野隆が作者だとする説を提出しています。

Posted by ブクログ

2010/09/05

知識と教養の書、女性に読んで貰いたい。人生が変わるかも知れぬし、男のことがもっと分かるかも知れない。男も女も健全な助平であることがわかる。

Posted by ブクログ

2010/04/07

ほぉぉぉ〜 ほぉぉぉ〜春本(しゅんぽん と読むのですね)って奥が深すぎる。暗号で書いてあったりするんですよ!!解読表と照らし合わせて解読していく・・・「なに」の時に発する声で何度も出てくるから多分この文字はこう読む・・・と推理する!いやぁ〜噂には聞いていましたが(どんな噂?!笑)...

ほぉぉぉ〜 ほぉぉぉ〜春本(しゅんぽん と読むのですね)って奥が深すぎる。暗号で書いてあったりするんですよ!!解読表と照らし合わせて解読していく・・・「なに」の時に発する声で何度も出てくるから多分この文字はこう読む・・・と推理する!いやぁ〜噂には聞いていましたが(どんな噂?!笑)ホントにこんなことして読んでたんですね。殿方たちの情熱を感じました(笑) もちろん出久根達郎さんの本ですから 春本に関する歴史的蘊蓄も沢山!!とても面白く読みました。

Posted by ブクログ

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