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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2009/09/20 |
JAN | 9784309409818 |
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
「『はたらきたくない』というあなたへ」を読んでとても感銘を受けたので別の本も読んでみました。 見えないものを言葉にするというのはとても難しいのですが、ズーニーさんの文章はストレートに身体に入ってきます。 色々と気づくことも多くとても面白かったです。
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タイトルからHow toものなのかと思いきや、身に染みる文章の多いエッセイ集。 元々は『ほぼ日』の連載「おとなの小論文教室。感じる・考える・伝わる!」に連載されていたものを加筆修正したものだとか。 だから、元の文章はWebで今でも読めます。本書冒頭にくる「連鎖」と、その続編...
タイトルからHow toものなのかと思いきや、身に染みる文章の多いエッセイ集。 元々は『ほぼ日』の連載「おとなの小論文教室。感じる・考える・伝わる!」に連載されていたものを加筆修正したものだとか。 だから、元の文章はWebで今でも読めます。本書冒頭にくる「連鎖」と、その続編である「連鎖2」。ぐっと引き込まれます。 https://www.1101.com/essay/2005-08-24.html https://www.1101.com/essay/2005-09-28.html 文庫化される前、単行本としては『理解という名の愛がほしい』というタイトルだったそうです。そのタイトルの方が、私は好きです。 「Lesson 7 の理解の言葉を伝えて」 私は、基本的には、一番大事なことは言葉にできない部分だ、と思っています。 でもそんな私自身、ズーニーさんの文章を読んで、私が自分への理解の言葉にどんなに飢えていたか。それが与えられないことがどんなに寂しかったか、とあらためて思いました。 私が言葉ではない、という方向に傾きがちなのは、あまり理解されることがなかったからです。検討はずれの言葉や、浅薄な共感の言葉が投げかけられたときの奈落の底に落ちるような寂しさ。 人と話さないことでは寂しさは感じないのに、ズレた言葉を投げかけられるときのあの寂しさは何なのでしょう。 本質は言葉ではない、良かれと思って投げかけてくれたその優しさをありがたく受け止めようと思ってはいるのに、いざ言葉にされると、わかってもらえていないことに気がいって、傷つき、寂しくなるのです。 でも、ズーニーさんが言うように、理解されない思いが「飢え」だとしたら、飢えている人はただ目先の自分の渇望を癒そうとするだけ――「分かってほしい」。 だから、理解の言葉は、愛であり、優しさなのだな、相手に対する理解を「言葉で」伝えるってことは、愛を与えるということなのだなぁ、ということがストンと腑に落ちます。 それでもやはり、個人的には、浅い理解の言葉なら、言葉はいらないと思ってしまう、、、そのあたりの自分の闇を見つめていきたいなと思いました。
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相変わらずこの方の考え方は、すごく中に入ってくるなと思う。 一番印象に残っているのは“Lesson12 話をしていておもしろい人”。 僕の知り合いにも“この人との会話はおもしろいな”と感じさせてくれる方がいる。 言葉をボールのように投げると、それを一度しっかり受け取って、一度...
相変わらずこの方の考え方は、すごく中に入ってくるなと思う。 一番印象に残っているのは“Lesson12 話をしていておもしろい人”。 僕の知り合いにも“この人との会話はおもしろいな”と感じさせてくれる方がいる。 言葉をボールのように投げると、それを一度しっかり受け取って、一度間をおいて投げ返してくれる。 間を置くその時間でしっかりと言葉を自分の中に落とし込んで、考えて、考えて、投げ返してくれる。 だから、投げ返された言葉が面白い。 言葉のキャッチボールがすごく面白く感じる。 僕もそうありたいなと思うばかり。
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