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1Q84(BOOK1) 4月-6月

村上春樹【著】

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商品詳細

内容紹介 『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』。そして待望の新作長編刊行!1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説であった。私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと同じように、そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/05/30
JAN 9784103534228

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商品レビュー

3.9

1248件のお客様レビュー

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2024/04/08

久しぶりにこんなにスラスラ小説が読めた。何巻にも分かれているのがネックだが、それを感じさせない面白さで、活字のリハビリにはもってこいな一作。

Posted by ブクログ

2024/03/24

1984年を舞台に、ジムのインストラクターをしながら裏で暗殺稼業を行なっている青豆、塾講師をしながら小説を書く天吾、それぞれの話が交互に展開される。2人の話は並行して進み交わらないが、農村で閉鎖的なコミュニティーを営む宗教集団「さきがけ」に関連して徐々に歩み寄りを見せる。 Boo...

1984年を舞台に、ジムのインストラクターをしながら裏で暗殺稼業を行なっている青豆、塾講師をしながら小説を書く天吾、それぞれの話が交互に展開される。2人の話は並行して進み交わらないが、農村で閉鎖的なコミュニティーを営む宗教集団「さきがけ」に関連して徐々に歩み寄りを見せる。 Book1では、天吾が「さきがけ」を抜けてきた少女の書いた小説を書き直して文壇にデビューさせたこと、青豆が「さきがけ」のリーダーを暗殺の標的に定めたこと、青豆と天吾の過去のつながりの示唆が出てくるぐらいで、物語はまだまだこれからといったところ。 音楽や文学の詳細な解説や長い引用、服装に関する細かい描写などは村上ワールドを感じさせる。

Posted by ブクログ

2024/03/24

キャラが魅力的。最初は全く接点のなかったキャラが段々と近づいているような感覚が面白い。 どこが面白いのかと考えると明確な答えは出ないのに、面白くて読み進めてしまう。 情報を出すところと出さないところ、小出しにしていく情報の出し方が上手いと思った。 ファンタジーというか現実世界では...

キャラが魅力的。最初は全く接点のなかったキャラが段々と近づいているような感覚が面白い。 どこが面白いのかと考えると明確な答えは出ないのに、面白くて読み進めてしまう。 情報を出すところと出さないところ、小出しにしていく情報の出し方が上手いと思った。 ファンタジーというか現実世界では到底起きないことも、小出しにしてくることで読者の小説世界への考察がいつまでも終わらないことも面白さの要因だと思えた。

Posted by ブクログ

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