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夢にも逢いみん リンクスロマンス

かわい有美子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎コミックス/幻冬舎
発売年月日 2009/03/30
JAN 9784344816053

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商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2012/12/03

よくよく考えてみれば・・・

9歳の桂の宮は先帝崩御のおり、次の東宮にと指定されていたにもかかわらず、権力闘争により人々から忘れ去られようとしていた。縁あって出会った尉惟に後見され一緒に暮らすうち結ばれるが、尉惟が嫡男としての義務である結婚をする事になってから二人の間には溝が生まれ――!? 尉惟の「他家...

9歳の桂の宮は先帝崩御のおり、次の東宮にと指定されていたにもかかわらず、権力闘争により人々から忘れ去られようとしていた。縁あって出会った尉惟に後見され一緒に暮らすうち結ばれるが、尉惟が嫡男としての義務である結婚をする事になってから二人の間には溝が生まれ――!? 尉惟の「他家の姫と――」発言には桂の宮と一緒になって随分カチンときてしまいましたが、考えてみれば姉の旦那と浮気してるんだった・・・と思い直しました。結婚したらこんな関係は続けられない・・・的な件があった割に続いてるんかい!!と突っ込んでしまいました(笑)しかも小手毬の姫は全くの無視かい!!しかしセックスに性別があまり関係なかっただなんてホントなんだろうか?そう言えばほんの少し前の日本はそうだったとBLマンガで読んだなあ。自由!!あとがきではハッピーエンドと書いてあったけどホントにそうかな?しかし昔の建物って壁がメチャクチャ少ないのにそんな所でエッチして絶対声が漏れ聞こえると思うんだけどそこら辺どうなってるんでしょう??桂の宮と尉惟の仲がお姉さんに何故バレなかったのか不思議・・・。

ゴロー

2012/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

政敵の存在、親王で皇位継承権のある桂の宮(受)、左大臣家の嫡子で ある尉惟(攻)、桂の宮と異母兄弟の溝や、姻戚関係との不和。 もう、本当に平安朝に存在する、身内のドロドロまっしぐら。 かわいさんの文章って普段はちょっと癖があって読みにくいな、と 苦手に思うことが多いのですが、今回は私には合ってました。 まさに平安朝語り口です。 喋り方もそうなんですが、言葉の選び方が平安的。 源氏物語や徒然草など、そのへんの古典文学を現代語訳した時の ような文体で、始終語られます。なので、人によっては逆にとっつき づらいかもしれないのですが、もの凄い雰囲気が出てます。

Posted by ブクログ

2011/03/02

あじみね絵師の表紙絵がすてきです。 時代物BLで、言葉づかいや背景の描写はかなり本格的な平安調。かわいセンセのどの作品にも言えますが、勉強、取材に手抜かり無いから読んでいて心地いいです。 当時の階級社会や男女関係、趣味娯楽など受けとめやすく、怨霊の仕業なんてまさに平安の世を象徴す...

あじみね絵師の表紙絵がすてきです。 時代物BLで、言葉づかいや背景の描写はかなり本格的な平安調。かわいセンセのどの作品にも言えますが、勉強、取材に手抜かり無いから読んでいて心地いいです。 当時の階級社会や男女関係、趣味娯楽など受けとめやすく、怨霊の仕業なんてまさに平安の世を象徴するようで、違和感無い筆力はさすがです。 雑念なく雅な世界に浸れました。 この話のメインは、なんと言っても尉惟のこれでもかといわんばかりの執着心でしょうね。すごいですよ。桂の宮が九つの時に見初めて、以来ずーっと桂の宮のみに執着する男です。自分の妹を愛する桂の宮に嫁がせ、自分は宮の姉と結婚して血縁でがんじがらめにするなんて、超コワイ。桂の宮にしてみれば、愛する男が自分の姉と一緒になるなんてまさか自分への執着ゆえとは思いもよらないでしょうね… その執着が深い愛からくるところがたまらないです。ハート鷲掴みされました。 悪霊退散の後、尉惟が執着愛を告白する場面は泣かされた。ベタだけど、「たとえこの世のすべてを敵にまわしても」なんて真摯に言うのには負けました。 桂の宮もまさに天然小悪魔系。ピュアで健気だけど、体すべてで尉惟の愛情を求める豹変ぶりが色気ありすぎ。Hシーンよりむしろ、一人嫉妬に悶々としたり、疑念を持ってしまって一歩引いてしまったりする男心?が色っぽい。 お気に入りはやっぱり初夜でしょうか。きっかけも後朝も、すべてステキでした。尉惟が桂の宮の髪を梳かしながら愛を誓う場面は、時代物でなくては味わうことのできないロマンに満ちあふれています。

Posted by ブクログ

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