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人生問題集

春日武彦, 穂村弘【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/03/28
JAN 9784048850131

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商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2015/09/15

世界に馴染めない2人が友情や怒りなど14のお題について本人達はいなって真面目に語り合う。 真面目ながらまっとうな世界からはどこかずれていて、へんな歌人と精神科医の対談集。 世界と自分とのずれに悩む中高生やなんとなく社会の中で生きにくいと感じている中高生に。 世界との付き合い方の手...

世界に馴染めない2人が友情や怒りなど14のお題について本人達はいなって真面目に語り合う。 真面目ながらまっとうな世界からはどこかずれていて、へんな歌人と精神科医の対談集。 世界と自分とのずれに悩む中高生やなんとなく社会の中で生きにくいと感じている中高生に。 世界との付き合い方の手がかりになる一冊。

Posted by ブクログ

2015/05/08

春日武彦(精神科医)。穂村弘(歌人)。 この二人を知ったのは、吉野朔実の読書エッセイ〔コミック〕がきっかけである。 だからこの本を読み終わってすぐ、そのシリーズ6冊を再読してみた。 穂村弘はエッセイ「世界音痴」などで、散々自分の現実社会に対する対応力のなさを書いているので、てっ...

春日武彦(精神科医)。穂村弘(歌人)。 この二人を知ったのは、吉野朔実の読書エッセイ〔コミック〕がきっかけである。 だからこの本を読み終わってすぐ、そのシリーズ6冊を再読してみた。 穂村弘はエッセイ「世界音痴」などで、散々自分の現実社会に対する対応力のなさを書いているので、てっきり私と同レベルのダメダメちゃんだと思っていたのだが、この「人生問題集」を読むと、ちょっと違うんじゃないかと思えてきた。 春日先生のダメっぷり(変人度)の方が、明らかに上のような気がする。 いや、そんなはずはあるまい。 そう思っての再読だったのだが、やっぱり春日先生の方が変、な気がする。 「人生問題集」というこの対談集では、毎回お題があって、二人がそれについて語り合うというスタイル。 互いに自分のエピソードなどを紹介しながらテーマに沿って話しているのだが、枝葉末端の話がどんどん広がっていく春日武彦に対して、うまいこと話をまとめ上げる穂村弘。 それは歌人という、言葉を扱うことを生業としているためなのか、長い会社員生活の賜物なのか。 真っ当じゃないか、穂村弘。 と、ちょっとだけザンネンだったりもするのである。 「不安」 “春日 他者がどうというより、自分が変なことに陥りやすい人間で、世の中のスタンダードが俺には適用されない気がする。でも一方では、思い上がり感の裏返しのような気もしているんだよね。俺が特別な存在だからこそ、特別ひどい目にも遭うんだ、という。  穂村 受難ということか。なるほどね。” 春日先生、あなたは私ですか? 「言葉」 “穂村 歌や詩の言葉は本来、世界や神との垂直の関係性のツール、見果てぬ夢に架ける梯子であって、「今日、何食う?」で完璧に意味が通じるような水平方向の言葉とは全然違うんだよ。だけど、現代は水平方向のやり取りだけでみんな疲弊しきっていて、言葉もどんどんフラットになるから、決定的な呪文が書かれた経典を探しに行く『西遊記』みたいな発想はとても持てないんだね。” 「救い」 “穂村 今、無根拠な死というのは日常の中にいろいろ形を変えて存在していて、それに対する反応も過剰になっているでしょう。アンチエイジングとか年齢不詳肌とかさ(笑)。それは、老化という現象に対して、アメリカ的に真っ向から立ち向かうということでしょう。  春日 闘っちゃうと、もう身も蓋もないような救済になっちゃうんだけどね。第一、勝ち続けなきゃならないのは苦しいよ。” ランダムにページを開いても、うーむと思わされる言葉が溢れてくる。 常に世間に対して何らかの引っ掛かりを感じている二人だからこその観察力と、それを言葉に落とし込むことの技術。 そのうえでさらに存在する世間とのずれ。 「努力」 “穂村 だから、石田衣良さんに指摘された時は、恥じ入ったよ。「君のしゃべり方は不自然で気取っている」ということをマイルドに言われてさ。世間一般のイメージから見れば、石田衣良の方が気取ってる人でしょ?でも実際は気さくで、率直なしゃべり方も恐れない人なんだよね。内田樹にやり込められるならまだしも、石田衣良に完膚なきまでにやり込められるなんて、夢にも思わなかった(笑)。現実は深い。” 滑舌を不明瞭にしてゆっくりしゃべるのがセクシーだと思って、何十年も努力していた穂村氏。 絶対的にずれてる。 語りおろしの「読書」と、巻末の煩悩108コンテンツリストは、ページを破って日常的に持ち歩きたいくらい楽しい。 今度は吉野朔実も入れて、鼎談とかしてくれないかしら?

Posted by ブクログ

2014/08/29

自分の輪郭がはっきり見えている人達の会話には 相槌が無い。 「見て下さい!こんな大きなシャボン玉をつくりました。」 「いや、ちょっと待て。俺のほうがでかいって。」 「連続技も出来ます、」 「俺のは色付きだぜ。」 「やりますね、では私は…。」 なーんてっ♪ どちらがより素敵な...

自分の輪郭がはっきり見えている人達の会話には 相槌が無い。 「見て下さい!こんな大きなシャボン玉をつくりました。」 「いや、ちょっと待て。俺のほうがでかいって。」 「連続技も出来ます、」 「俺のは色付きだぜ。」 「やりますね、では私は…。」 なーんてっ♪ どちらがより素敵なシャボン玉を生み出せるか? 競い合ってでもいるかの様な会話。 (…に、思えた。) とりあえず話題は人々が抱える悩みや問題について。 春日さんは精神科医なので、 これまでたくさんの患者さんを看てきた、その経験から なるほど。な、お話を。 穂村さんは思ったとおり、独特な世界感から自由奔放に語る。面白い。 「子供は世界を言葉に落とし込むスキルを持たないからね…」って、 大人だって持ってやしないよ!そんなスキルは(笑

Posted by ブクログ

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