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ヨーロッパ・ホラー紀行ガイド
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ヨーロッパ・ホラー紀行ガイド
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
荒俣宏の行くところにはミステリーあり。嵐ならぬホラーを呼ぶ男かな。今回の本は、ヨーロッパにあるホラーを求めて訪ねて回ったガイドだ。 「世紀末に訪れるヨーロッパの怪奇の起源をめぐる旅!」と紹介している。世紀末とあるのは、1996年発行の古本だから。とは言っても今読んでも...
荒俣宏の行くところにはミステリーあり。嵐ならぬホラーを呼ぶ男かな。今回の本は、ヨーロッパにあるホラーを求めて訪ねて回ったガイドだ。 「世紀末に訪れるヨーロッパの怪奇の起源をめぐる旅!」と紹介している。世紀末とあるのは、1996年発行の古本だから。とは言っても今読んでも興味深いなあ。 次から次へとホラーの世界があふれ出る。ヨーロッパはホラーのワンダーランドなのか。 有名な所だと吸血鬼ドラキュラのいるルーマニア・トランシルバニアの古城、ロンドンの幽霊ツアー、パリの地下の巨大迷路、地下牢の恐怖などこれでもかと出てくる。 本の発行から25年たっているので、どうなっているのか興味あるなあ。2021年ならどんなホラーがあるのだろうか。コロナウイルスに関するフェイクニュースの方がホラーかもしれない。
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丸尾末広『パノラマ島奇譚』後半に描かれた衒学的背景の出典を全て理解できるのは、澁澤龍彦と荒俣宏だけではないか。本書を読んで、その思いを深くする。
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いろいろ面白いけど、アール・ブリュットと呼ばれるアウトサイダーアートの人の作品がすごい。 それについて著者が、なんかの指摘をするそれがすごい。 『別世界通信』でも魔界としてのパリとロンドンをやってゐたが、これでも別の切り口から、パリとロンドンを魔界として描く。おお、面白い。
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