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世界情死大全 「愛」と「死」と「エロス」の美学 文春文庫

桐生操【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/09/10
JAN 9784167753047

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商品レビュー

3.5

8件のお客様レビュー

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2019/12/08

桐生操の大全シリーズ第三弾です。 愛と死とエロスとなっていますが、エロスはそんなにないです。愛と死は満載ですが。 個人的にはエロスに期待していたので、ちょっとがっかり。 基本的にはつまみ食い本になりますね。面白いエピソードをちょこっとづつつまむ感じの。 最初の項目は「死と...

桐生操の大全シリーズ第三弾です。 愛と死とエロスとなっていますが、エロスはそんなにないです。愛と死は満載ですが。 個人的にはエロスに期待していたので、ちょっとがっかり。 基本的にはつまみ食い本になりますね。面白いエピソードをちょこっとづつつまむ感じの。 最初の項目は「死とエロス」。ここでは平野耕太「ドリフターズ」でも出てきた神聖隊の話もちょこっと入ってます。 この項で興味深かったのは、ネクロフィリアですかね。一種のラブドール扱いとしていたものもあったみたいです。 次は「死と欲望」。ここはカニバリズムですかね。幹部がいなくなってどうしたのかと聞くとうまかったか?みたいな、古代の話で聞いたネタを近代でやってた大統領がいたというところに驚き。アフリカすげえと思いました。 続いて「現世への執着」。お墓に関する項目ですね。 共同墓地の適当っぷりが凄い。余計に病気や死者まで出したり、移設するときは骨の種類別に洗って分けたりと、時代が違うのもありますが凄いです。日本的穢思考だとこれは厳しそう。  その後は「自殺を巡る奇譚」。自殺に関しての項になります。 いわゆる尊厳死(貞操を守るためなど)を概ね認めていたのが、ある時そんなもの関係なく自殺禁止になるとか、時代ですね。 自殺は悪い事扱いなので、死体の扱いも悪くする墓も適当にするまではわかるのですが、窓から出すのが侮蔑になるとか、若干コント風味なんですよね。まぁ、違う時代なので滑稽に見えるのは仕方ないとは思いますが。 あとはサティー。確か最近でもやってるって話がニュースになってたような気がします。インドも恐ろしい。 最後は「死に際の美学」。有名人の凄い死に際特集ですね。 ラスプーチン、アイヒマン、ロンメル、ソクラテス、ハワード・ヒューズは凄いなカッコいいなとは思いました。 ラスプーチンの凄いのは軽く知っていましたが、やっぱりとんでもないですね。アイヒマンとロンメルは最後がカッコ良すぎますね。ソクラテスは渋い。捕まる前はボケたのかな?みたいな行動してますが。ハワード・ヒューズの入れ替わり作戦はホント凄いです。 つまみ食い本ですが非常に楽しかったです。 そして、桐生操の文は読みやすいのが良いですね。

Posted by ブクログ

2019/03/10

読書録「世界情死大全」3 著者 桐生操 出版 文藝春秋 p98より引用 “ 一三四五年から一三五〇年にかけて、 ヨーロッパの人工の半分、あるいは三分の一 が喪われたという。しかし人口統計も死亡統 計もない時代に、正確な死者の数をあげるこ とは、極めて難しい。” 目次から抜粋...

読書録「世界情死大全」3 著者 桐生操 出版 文藝春秋 p98より引用 “ 一三四五年から一三五〇年にかけて、 ヨーロッパの人工の半分、あるいは三分の一 が喪われたという。しかし人口統計も死亡統 計もない時代に、正確な死者の数をあげるこ とは、極めて難しい。” 目次から抜粋引用 “死とエロス  死と欲望  現世への執着  自殺を巡る奇譚  死に際の美学”  欧州の歴史に明るい著者による、人の死に まつわる逸話について解説した一冊。 過去同社刊行文庫版。  死とエロスの深い関係から有名人の死に関 する謎についてまで、情死だけでなく色々な 死についての逸話が記されています。  上記の引用は、中世ヨーロッパを襲ったペ スト禍について書かれた項での一節。 はっきりとした数がわからなくても、普段見 かけていた人達が半減もしたらよくわかるで しょうから、大体あっているのではないで しょうか。しかし、人工が半分になって、よ く社会が機能したものだと思います。  今までずっと勘違いしていたのですが、ラ スプーチンって20世紀の人物だったんですね …。てっきりもっと昔の人だと思っていまし た。 ーーーーー

Posted by ブクログ

2017/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2008年(底本2005年)刊行。世界史上の事件、文芸作品、人物における「死」にまつわるトピックを解説していく。情死、というタイトルはそぐわない内容も多いし、「エロス」は相当抑え目で、インパクトという意味では抑え目なものの、内容はまあまあ面白い。数ある桐生氏の著作のうちとしては、本書は西洋史上の文芸作品を元ネタとして紹介する例が割合多い。

Posted by ブクログ

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