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構造デザイン講義

内藤廣【著】

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 王国社
発売年月日 2008/08/15
JAN 9784860730406

構造デザイン講義

¥1,265

商品レビュー

4.5

24件のお客様レビュー

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2022/05/21

積読していた本書を、設計事務所への転職にあたって手に取った。 内藤廣さんの声が脳内で再生されるくらいには、臨場感を感じた。 エンジニアには、コンピュータへの依存ではなく、想像力や経験知も不可欠であることが、いくつかの事故事例から実感できた。 構造の広義であり、素材の講義でも...

積読していた本書を、設計事務所への転職にあたって手に取った。 内藤廣さんの声が脳内で再生されるくらいには、臨場感を感じた。 エンジニアには、コンピュータへの依存ではなく、想像力や経験知も不可欠であることが、いくつかの事故事例から実感できた。 構造の広義であり、素材の講義でもあると感じた。 pcコンクリートの本質などは、この書で初めてわかったような気がする。

Posted by ブクログ

2021/04/17

構造形式ごとにその歴史背景・特徴を各論として紹介しながら、 筆者が考える、ものづくりに向き合う人間が持つべきデザイナ・エンジニア としての感性を伝える本になっている。 タイトルそのままに、 構造を技術として実践し、その延長線上にデザインの役割を実現する。 デザインの役割とは、 ...

構造形式ごとにその歴史背景・特徴を各論として紹介しながら、 筆者が考える、ものづくりに向き合う人間が持つべきデザイナ・エンジニア としての感性を伝える本になっている。 タイトルそのままに、 構造を技術として実践し、その延長線上にデザインの役割を実現する。 デザインの役割とは、 いまという時代のエンジニアリングを形にし、時間と場所を表現(翻訳)する。 そして、それらのモノを社会・人へとつなぐことだと著者は述べている。 とても興味深かったのが、木造の話。 木造は、小さな矛盾を受け入れ、曖昧さを許容する「多矛盾系」の構造形式だということ。 反対の「無矛盾系」な構造とは。 「無矛盾系」を目指していくと、1点でも矛盾があるとそこに力が集中して、 破壊につながるという本質的な弱点を抱えてしまう。 つまり、無矛盾を目指せば目指すほど、徹底的に、それも隅から隅まで 無矛盾でなければならなくなってくるものだということ。 「多矛盾系」の木造は、 許容した矛盾・曖昧さがリダンダンシー(冗長性)を高めることにつながっており、 部分破壊が全体破壊に至らないという構造になっているという。 多矛盾系を支えているのは、工学知(理論)はもちろん、 経験知・体験知ともいうべき、ものづくりの人間が現場から吸収し、 積み上げてきた情報たち。 この2つの系の関係は、 1つの価値観で全体をコントロールしようとする(部分の矛盾を許さない) グローバリゼーションの限界とこの思考方法の持つ排他性に気が付き始め、 小さな矛盾(多様性)を許容しながら、全体が成立するローカリゼーションという 価値観に振り返り始めた今の世の中を表しているかのよう。 ほかにも、日本の街並みが木造の外観を失ってしまったワケとか、現場の空洞化の話とか、 参考になる話が満載の本でした。

Posted by ブクログ

2017/06/07

★図書館だよりNo.58「一手指南」   丸田 誠 先生(建築学科)紹介図書  コラムを読む https://www.sist.ac.jp/media/20170602-174228-7612.pdf 【所在・貸出状況を見る】 http://sistlb.sist.ac.jp/...

★図書館だよりNo.58「一手指南」   丸田 誠 先生(建築学科)紹介図書  コラムを読む https://www.sist.ac.jp/media/20170602-174228-7612.pdf 【所在・貸出状況を見る】 http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11603165

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