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99のなみだ 涙がこころを癒す短篇小説集 リンダブックス

リンダブックス編集部【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 泰文堂
発売年月日 2008/04/14
JAN 9784803001266

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商品レビュー

3.2

39件のお客様レビュー

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2023/05/30

古本市へ初めて行ってみました。 そこで購入した本です。 この本はDSで99のなみだで発売されているようです。 さらさらと読める短編小説です。 遠い世界ではなく、身近な自身も経験する事があるかも知れないお話です。 静かに染みていくような、悲しいけれどもこころが温かくなるそんな小説で...

古本市へ初めて行ってみました。 そこで購入した本です。 この本はDSで99のなみだで発売されているようです。 さらさらと読める短編小説です。 遠い世界ではなく、身近な自身も経験する事があるかも知れないお話です。 静かに染みていくような、悲しいけれどもこころが温かくなるそんな小説でした。

Posted by ブクログ

2020/09/03

99のなみだ、という本を勧めていただいたのだがこのタイトルの本がシリーズ物でまた別にあり、どれを読めばいいか少し悩んだ。とりあえず一冊で完結しているこちらを読んだ。 一話完結の本当に短い短編が集められているのだが、とても美しく、そして胸を優しくえぐるような感性の鋭いエピソードも入...

99のなみだ、という本を勧めていただいたのだがこのタイトルの本がシリーズ物でまた別にあり、どれを読めばいいか少し悩んだ。とりあえず一冊で完結しているこちらを読んだ。 一話完結の本当に短い短編が集められているのだが、とても美しく、そして胸を優しくえぐるような感性の鋭いエピソードも入っており、正直を言うと私にとっては読み進めるのがかなり辛い部分もあった。登場人物は若い女性であることが多く、感情移入しすぎてしまった。そしてこれも傾向として挙げられるが父親と娘という関係にフォーカスした話が多く、ここが最も自分としては辛い部分だった。不器用ながらも娘を愛する父親との、本当に一般的な、そして涙せずにはいられないストーリーは個人的事情でわたしには体験できないものなので、悲しい、羨ましいが半々でこみ上げてしまった。でもその点で言えば、私はこの本が伝えてくれるものの尊さを最もかんじられる読者の1人でもあったと思う。 珍しく男性が主人公だったという意味では、「会いたい」はかなりお気に入りの話になった。ここでは妻と夫という他の話とは一味違う関係が題材になっていて、やはり父と娘というテーマはちらついたけれども、蛍のはかなくて優しい光が導いてくれる展開にグッときた。あと最後に入っていた初恋の話は、ある程度の長さの小説に延ばしてもすごく面白そうな話だなと思った。ああいう「淡々と変」な恋愛ストーリーが私は本当に好きだ。 この歳になったからだと思うけど、ただ涙するだけではなくて、自分の中にある人生経験に応じてその深みを増していく短編ばかりだと思う。これは例えば結婚したあと、子供ができたあと、など、人生のステップごとに読むとまた違った感じ方ができるかもしれない。 (お勧めしてくださった方、本当にありがとうございました!)

Posted by ブクログ

2016/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱり電車の中で読むのは危険。 でも後半あまり心を動かされなかった。残念。 ーーー 幼くして逝った息子の病室を掃除する母親。息子が七夕の短冊に書いた願いとは…。母親の悲しみを描いた「七夕の雨」・自殺しようと学校の屋上に登った紗矢は、突然、知らない少女に声をかけられる。暖かな希望に包まれる「屋上から」・深夜になっても帰らない痴呆症の祖父。優子は祖父の部屋にしまってあった子どもの頃の絵を見つけ…。家族の愛情を描いた「お帰りなさい」ほか。

Posted by ブクログ

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