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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/03/14 |
JAN | 9784006031640 |
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なぜ私だけが苦しむのか
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なぜ私だけが苦しむのか
¥770
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商品レビュー
4.4
40件のお客様レビュー
なぜ私だけがこんな目に遭うのだろう、何の悪いことをしたのだろう… そう思ってしまう気持ちに寄り添うことの大切さを書いた、ユダヤ人ラビの著書。 稀に人の身に降りかかる例外的な不幸な出来事は神が起こすものなのか否かというところから、神の存在意義につながる宗教的な話。 けれど、強い宗...
なぜ私だけがこんな目に遭うのだろう、何の悪いことをしたのだろう… そう思ってしまう気持ちに寄り添うことの大切さを書いた、ユダヤ人ラビの著書。 稀に人の身に降りかかる例外的な不幸な出来事は神が起こすものなのか否かというところから、神の存在意義につながる宗教的な話。 けれど、強い宗教観を持たない私が全く理解できないわけではない。例えば、不幸な事件で命を落とした現場に花を供える人たちの行動は、まさにこういうことなのだろう。亡くなった方の遺族へ対する「あなたは1人ではありませんよ」という心強いメッセージにもなっているのだと気がついた。 ともあれば、逆に不幸に見舞われた人にあれこれ口出しをする人が多くもある。これは「不幸な出来事はバチが当たったからだ」という考えが根強く浸透している日本というお国柄もあるだろう。 人間はもちろんのこと、神さえ不完全であるこの世の中を、あなたは愛せますか、という問いに、未だ答えが出せずにいる。 宗教的な考えは分からないからと敬遠せず読んでみることをおすすめしたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
神は全能ではないが善ではあるという捉え方と、宗教というものの、喪に服する行事の意義というものに、人間に備わった社会性が人を未来に前進させる動機になることを再認識した。
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神は全能ではなく、全能ではないが善であるという論理が新鮮だった。 教会では神は全知全能とされるので。 神が全知全能であり、等しく私たちを祝福し愛するのであれば、なぜこの世には苦しみが存在するのか、原罪を差し引いても不思議だと思っていたが、前提を崩すことで納得出来た。 良くも悪...
神は全能ではなく、全能ではないが善であるという論理が新鮮だった。 教会では神は全知全能とされるので。 神が全知全能であり、等しく私たちを祝福し愛するのであれば、なぜこの世には苦しみが存在するのか、原罪を差し引いても不思議だと思っていたが、前提を崩すことで納得出来た。 良くも悪くも自業自得というか、この世の全てに意味があるという思想がよくある。障害者の親は選ばれているという話も嫌いだった。苦しみは罰ではなく運が悪かったとして受け止めるほうが、個人的には楽で良い。 人生が充実している人は自分の行いのため、神の祝福ため、苦しみの中にある人は運が悪い、神の手の届かない事象だと思って割り切るのがいいかも
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