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地球システムの崩壊
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地球システムの崩壊
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
本書は「地球認識論」なのに、なぜ「地球システムの崩壊」という意味不明なタイトルがついているんだろう?なぜ著者がこのタイトルでゴーサインを出したのか謎だ。 環境問題を理解する大前提として、著者はわたしたち人間が地球においてどういう立場にあるのか認識するところから説いている。本書で...
本書は「地球認識論」なのに、なぜ「地球システムの崩壊」という意味不明なタイトルがついているんだろう?なぜ著者がこのタイトルでゴーサインを出したのか謎だ。 環境問題を理解する大前提として、著者はわたしたち人間が地球においてどういう立場にあるのか認識するところから説いている。本書では「人間圏」という言葉で、それを解説し、この「人間圏」のあり方に対する思索が繰り広げられる。しかも、壮大な地球史の解説を伴って。 本書の読後感は、「認識のコペルニクス的転回」だ。わたしたちは、人間中心のものの見方・捉え方の中で生きている。それは完全に天動説なのだ。それでは、地球のことも人間のことも正しく認識できない。地球から人間圏を捉える「いわば地動説で認識する」ことが環境問題の解決に必要なのだ。しかも、その認識法が世界全体の常識になるように。
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マクロな視点で宇宙・太陽系・地球を語る。けっこう面白いことも書いてあるが、マクロすぎるのか少し散漫な印象。 地球を構成する物質圏に、人間圏が登場し、エネルギーや物質の循環を加速&擾乱しているという見立て。 後半はアストロバイオロジーの話題で、タイタン、エウロパ、K/T境界層な...
マクロな視点で宇宙・太陽系・地球を語る。けっこう面白いことも書いてあるが、マクロすぎるのか少し散漫な印象。 地球を構成する物質圏に、人間圏が登場し、エネルギーや物質の循環を加速&擾乱しているという見立て。 後半はアストロバイオロジーの話題で、タイタン、エウロパ、K/T境界層などが登場。
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温暖化や人口爆発など、21世紀が抱える深刻な課題の本質を地球システムのなかで捉え警告を発する文明論。 本年の毎日出版文化賞・自然科学部門受賞の書。
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