チムがちゃんとした子だった。もっといたずらっこかとおもっていた。よそうがちがった。 ※図書館で借りた本

なんでも切れるすてきなはさみ。子ウサギのチムは、おとうさんにないしょで持ち出して、チョキチョキチョキチョキ。毛布も、カーテンも、自分のからだの毛まで切っちゃった。 （『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より） 収録作品 １．チム・ラビット ・・お母さんがいろいろなおやつを作っているのがいい。幸せ。 ２．チム・ラビット と はさみ ・・大人は読んでいてハラハラ、こどもたちは自由でやんちゃなチムにニマニマ。 ３．チム・ラビット の うん ４．チム・ラビット と かかし ・・チムのやさしさにキュンとする。 ５．チム・ラビット の いえの がらすまど ６．チム・ラビット と 三ばの カササギ ７．チム・ラビット の あまがさ ８．なぞなぞ かけた ・・感想：チムの考えたなぞなぞに、娘たちは「あぁなるほど！」と感心していた。 ９．チム・ラビット と あかちゃんぐつ ●チム・ラビットとはさみ （内容） 　小さなウサギのチムは、草の中ではさみをみつけ、そのはさみをいたずらする。チムは毛布から始まって、自分のフワフワの毛まですっかり刈りとってしまい、とうとうかぜをひく。はだかん坊になったチムのために、おかあさんは刈りとったチムの毛で糸をつむぎ、上着を作ってくれる。 （お話を語るなら）１２分、５歳～小３，４ 　この話をすると、子どもたちが一様にくすぐったそうな顔をするのおかしい。みな多かれ少なかれ、そんな経験をもっているのだろう。かわいいユーモアのある話だから、自分でもそれをじゅうぶん楽しめる人が、きめ細やかに、暖かみをもって語るとよい。 （『お話のリスト』東京子ども図書館　より）