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恥辱 ハヤカワepi文庫

J.M.クッツェー【著】, 鴻巣友季子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/07/15
JAN 9784151200427

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商品レビュー

4

67件のお客様レビュー

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2023/12/24

最初はしょうもないオッサンやなーって感じだったんだけどね。まぁ最後までそれは変わらなかったわけですよ。 しかし平たく言えばいい年こいても性欲が収まらないオッサンが若い子に手を出すといういやしかし普通に今でもあるけどそれが文学的な表現でここまで生まれ変わるのかと思えば待ちでパパ活に...

最初はしょうもないオッサンやなーって感じだったんだけどね。まぁ最後までそれは変わらなかったわけですよ。 しかし平たく言えばいい年こいても性欲が収まらないオッサンが若い子に手を出すといういやしかし普通に今でもあるけどそれが文学的な表現でここまで生まれ変わるのかと思えば待ちでパパ活に励む世のおっさんどもも大手を振って歩けるというものではないか。 フラレた若い子の出ている劇を見に行ってまた振り返ってくれないかなーとか妄想しているところとか最高だけどしかしこんなんで賞を取っちゃうとか審査員もオッサンしかいねーじゃねーかとかこれはこれでどうしようもなく、、イイネ!

Posted by ブクログ

2023/12/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

背景はアパルトヘイトが終わった頃の南アフリカでの個性的な白人男性の転落話なんだけれど、私は女。女目線から読むと学生に手を出す准教授も白人を凌辱する男も最低……。この最低な男が語る体験と生活。そこに登場する全く理解できない娘の価値観。だからと言ってこれは嫌な話だ! となるわけではなく、読み終わるとグルグルと登場人物それぞれの人生や考え方・背景を想像し回想し行動理論を考えちゃう。この余韻を文学と呼ぶのであればすごい作品。全く想像すらできない生活エリアでの話なのにリアリティが迫ってくるのもすごい。読んでみて、価値観はきわめて個人的なもので共有できないが、慮ることはできる。しかしできたところで虚しい。だけどそこに小さな希望があるんだよってことかな。文学を突き詰めるのってやりたいからこそ辛そう……。物語の世界観をただ感じるだけで十分楽しいしね。

Posted by ブクログ

2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

はじめて読むクッツェー。 先入観で難しい話かと思っていたが、翻訳も読みやすく、スラスラと読めた。 読む人の立場により、どこが印象に残るか変わってきそう。 前半は父親の、性欲とプライドに突き動かされた結果の都落ちまでを描く。一転、後半の方は娘と父の関係が中心になっていく。 強姦され子供を孕った娘が、相手を告発せず、そのことを誰にも話さない、その娘の気持ちを理解するできない父親の苦しみ。その背景に仄めかされる、南アフリカ社会で白人として生きていくことのハードル。そんなところが印象に残った。 いつか再読したら違う読み方ができるかも。 クッツェーの他作品も読んでみたい。

Posted by ブクログ

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