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Wの悲劇 新装版 光文社文庫

夏樹静子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2007/04/11
JAN 9784334742348

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商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2024/03/30

名前だけは知ってるシリーズです。 今更ながらと思いましたが、数々の映像化がされている作家さんだし、とりあえず有名な一冊をとブックオフで手に取りました。 大して期待していなかったので、望外に満足しました。 途中からは犯人の目星はついたのですが、視点が替わりながら物語が進んでいき、最...

名前だけは知ってるシリーズです。 今更ながらと思いましたが、数々の映像化がされている作家さんだし、とりあえず有名な一冊をとブックオフで手に取りました。 大して期待していなかったので、望外に満足しました。 途中からは犯人の目星はついたのですが、視点が替わりながら物語が進んでいき、最後までハラハラしました。 あとがきにもありましたが、エラリー・クイーンからもアドバイスを頂いたとのこと。 これは贅沢な物語ですよ。 この時代の作品は余程大きな本屋さんでないと棚に無いのですが、いろいろ発掘してみるのも楽しいですね。 ああ、また積読が増えそうだ。

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2022/09/19

 今から約40年ほど前に出版された著者の代表作といってもよい作品。設定は古いが、十分に楽しめた。  一見するとごく単純な事件にように見えるが、残り100ページを切ったあたりから怒涛の展開が待っている。それまでの緩慢な流れとは打って変わり、一気に急流に飲み込まれてしまったような感じ...

 今から約40年ほど前に出版された著者の代表作といってもよい作品。設定は古いが、十分に楽しめた。  一見するとごく単純な事件にように見えるが、残り100ページを切ったあたりから怒涛の展開が待っている。それまでの緩慢な流れとは打って変わり、一気に急流に飲み込まれてしまったような感じで、初めはついていけなかった。二度三度と読み返し、あぁそういうことかと納得するという感じである。  文章の端々に余韻を残しつつ次の章へと進んでいくあたりが、古風な設定ながら現代ではあまり見ることがなく斬新な感じがした。

Posted by ブクログ

2018/01/02

2018年1月2日、読み始め。 2018年1月6日、読了。 エラリー・クイーンを意識しながら書かれた作品のようである。 ちなみに、著者は1938年生まれ、クイーンは1905年生まれ。 この本の最後の方に、クイーンが一筆を寄せている。 それによると、著者とクイーン(フレデリック・...

2018年1月2日、読み始め。 2018年1月6日、読了。 エラリー・クイーンを意識しながら書かれた作品のようである。 ちなみに、著者は1938年生まれ、クイーンは1905年生まれ。 この本の最後の方に、クイーンが一筆を寄せている。 それによると、著者とクイーン(フレデリック・ダネイ)とその妻は、1981年に北極圏旅行と楽しんだとか。 要するに、交流があったということ。 クイーンのことを調べていると、今まで誤解していたことが判明。 クイーンというからには、女性の作家と思っていた。 実は、男性が二人で、エラリー・クイーンというペンネームのようだ。

Posted by ブクログ

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