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アイアン・サンライズ ハヤカワ文庫SF

チャールズストロス【著】, 金子浩【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2006/12/15
JAN 9784150115937

アイアン・サンライズ

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商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2017/10/17

次作が読みたい、長さを感じさせない面白さ 表紙   6点岩郷 重力 フレッド  金子 浩訳 展開   6点2004年著作 文章   7点 内容 645点 合計 664点

Posted by ブクログ

2016/02/08

 『シンギュラリティ・スカイ』の後日譚。同じ宇宙の、別の事件。だから前作を読まなくても大丈夫。  この作品の舞台は、ネットワークから生じた超絶的AI、エシャトンが地球の人類を一瞬にしてちりぢりに様々な惑星に移してしまい、それから何百年かして、宇宙中に人間のいろんな「国」ができて...

 『シンギュラリティ・スカイ』の後日譚。同じ宇宙の、別の事件。だから前作を読まなくても大丈夫。  この作品の舞台は、ネットワークから生じた超絶的AI、エシャトンが地球の人類を一瞬にしてちりぢりに様々な惑星に移してしまい、それから何百年かして、宇宙中に人間のいろんな「国」ができているという設定。超光速航行も可能だが、それによって因果律を破ること、すなわち、時間を逆行することは、過去に戻ってエシャトンを抹消することも可能なため、エシャトンはこれを禁じている。この宇宙ではエシャトンがまるで神のように背景にいるのだ。だが、エシャトンは神ではないから、天使がいない。そこで人間をエージェントに雇って、人間世界に干渉するのだ。  今回は何者かがその時間を弄ぶ技術を使って、モスコウなる世界の恒星の核だけ時間を進めて、冷え切った鉄の状態にして一気に恒星を新星化させてしまう。そこで生じた衝撃波をアイアン・サンライズと称する。その衝撃波から逃れる避難船の乗客である少女ウェンズデイがゲスト主人公。彼女はその陰謀の証拠となる何かをつかんでしまい、命を狙われる。ところがどっこい、ウェンズデイはあまり自覚もないままエシャトンのエージェントになっているのが冒頭で明かされている。  もちろん真の主人公は前作に引き続き国連査察官レイチェル。それからいまや彼女の夫となった技師マーティン。彼は前作ではエシャトンのエージェントとして活動していた。  敵はあからさまにナチスをモデルとした危険な「国家」なのであるが、終盤に向けて、我らが主人公たちとその「国家」の特殊工作部隊が豪華星間客船に乗り合わせるという『ダイ・ハード』みたいな展開になっていく。ところが、役者が遙かに多いのが曲者。何が起こるか読めない。  めちゃくちゃな『シンギュラリティ・スカイ』は、映画化するなら、テリー・ギリアムか、ティム・バートンあたりを起用するほかないが、本作ならオーソドックスなハリウッド監督でも手に負えそう。そこが美点でもあり、また弱点でもある。このハラハラドキドキのストーリーに『シンギュラリティ・スカイ』の破天荒さが加わったらそれは凄いことになるのだが。

Posted by ブクログ

2014/04/13

// memo こんな話を考えているのはエリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー『機械との競争』(日経BP社)を読んだから。話は簡単で、機械が性能があがってきたのでどんどん人間の職をうばいつつある、というもの。最近のアメリカの不景気や失業はそのせいだ、なんてことが言わ...

// memo こんな話を考えているのはエリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー『機械との競争』(日経BP社)を読んだから。話は簡単で、機械が性能があがってきたのでどんどん人間の職をうばいつつある、というもの。最近のアメリカの不景気や失業はそのせいだ、なんてことが言われているんだが……。 ブリニョルフソンはマサチューセッツ工科大学のえらい教授だ。それだけに、こんな詰めの甘い本を平然と出せたことに、ぼくはびっくりした。いまのアメリカの失業って、どう見てもリーマンショックに伴う景気停滞で大量発生したものだ。機械の性能があがったせいも、多少はあるかもしれないけれど、ほとんどはちがうはず。ところがこの本、景気のせいもあるかも、と冒頭でちょっとふれたきり、あとはずっと機械が人間の職を奪うという脅しばかり。でも、そうなる必要はない。

Posted by ブクログ

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