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紅い花(あかい花) 他四篇 岩波文庫

ガルシン【作】, 神西清【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2006/11/18
JAN 9784003262115

紅い花(あかい花) 他四篇

¥495

商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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2020/07/25

あんまり良くないかもやけど、「あかい花」は神西清の翻訳もあいまって、結構笑えるテクストやと思う。1883年に発表らしいが、部分的にinner monologが使われていたり、技法的にも面白い。「四日間」と「信号」はめっちゃ面白くて没入して読んだ。後ろの二つはふーんというかんじ。全...

あんまり良くないかもやけど、「あかい花」は神西清の翻訳もあいまって、結構笑えるテクストやと思う。1883年に発表らしいが、部分的にinner monologが使われていたり、技法的にも面白い。「四日間」と「信号」はめっちゃ面白くて没入して読んだ。後ろの二つはふーんというかんじ。全体的に左翼的なフィーリングがあって熱かったけど、「信号」にしろ「アッタレーア」にしろ屈折があって、その辺は実際にはどうだったんでしょう、とか思いました。ciniiでちょっと見た感じだと、もうあんまり研究はされていないのかしら。

Posted by ブクログ

2017/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短いが、どれも印象に残る美しく悲しい話。悪を滅ぼさなければならないと、その命を削る青年。たしかに狂気だが、いつの世も、世界を変えようと思う人はそういう危うさを孕んでいるのかもしれない。「四日間」―戦争とはこういうものか、と死体の傍らで生にしがみつき、自分の犯した罪と失ってから気付く平時の愛しい日々と向き合う。「信号」男の健気さが邪道に落ちた(?)男の心を引き戻したか。悲しい。「夢がたり」衆愚の中で信念を語る。しっぽが落ちる。また生えてくる。ただそれだけのこと。「アッターレア・プリンケプス」自由に向かってぐんぐん伸びるしゅろの姿は美しかった。しかしその末路は…。地に根を張っていては温室から出て生きられないのかな。

Posted by ブクログ

2016/11/12

図書館で借りた本。5話の短編集だがかなり薄い本。アッターレア・プリンケプスと信号が好きかな。あかい花は精神病院に収容された青年の話。アッターレア・プリンケプスは絵本を読んでる感覚になるくらい情景が浮かぶ。報われず、あっさりしたラストだが植物達の会話が童心を思い出させる。

Posted by ブクログ

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