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源氏物語(巻3)
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源氏物語(巻3)
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商品レビュー
4.4
15件のお客様レビュー
須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風までの7帖が収録.危機回避のため自ら須磨に落ちるが,結局行動理念は不変で,この点が全く理解できないし,周囲の源氏への対応姿勢も理解の範囲外.常に最上敬語である二重敬語で各行動が表現されるので,皇族(神)という立ち位置である行動理念に理解など...
須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風までの7帖が収録.危機回避のため自ら須磨に落ちるが,結局行動理念は不変で,この点が全く理解できないし,周囲の源氏への対応姿勢も理解の範囲外.常に最上敬語である二重敬語で各行動が表現されるので,皇族(神)という立ち位置である行動理念に理解など求めてはいけないのかも知れない.そもそも須磨から松風まで一気に物語が流れていくので,読んでいて素っ気なさがつきまとう.その間にあった各人の心の機微が物語られるとまた異なるのかも知れない.
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社会的には栄華の絶頂を上る光源氏。しかし、源氏周辺の女性関係は悩みが深く、紫の上に何度となくする苦しい言い訳。 源氏物語の作者は、政治性は帯びないことをスタンスとしてるが、藤原氏の政治の行い方を皮肉ってるように見える。
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源氏の凋落と復権、娘が産まれたり六条御息所が亡くなったりと盛りだくさんの内容だったのに絵合の章の描写がめちゃくちゃ綺麗で目に浮かぶようだった。 娯楽の限られた平安時代にリアルタイムで連載されていたとしたら、もう脳にズドンだと思う。
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