1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書

高杉晋作と奇兵隊 岩波新書

田中彰【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥770

¥440 定価より330円(42%)おトク

獲得ポイント4P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2006/11/24
JAN 9784004203179

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

高杉晋作と奇兵隊

¥440

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/05/24

(2015.05.24読了)(2015.05.22借入) 「世に棲む日日」司馬遼太郎著、全四巻を読み終わったので、歴史家の書いた高杉晋作を知りたくてこの本を選んだのですが、高杉晋作をメインに書いた本ではありませんでした。 著者が「あとがきで」「本書の内容は「奇兵隊の明治維新」と名...

(2015.05.24読了)(2015.05.22借入) 「世に棲む日日」司馬遼太郎著、全四巻を読み終わったので、歴史家の書いた高杉晋作を知りたくてこの本を選んだのですが、高杉晋作をメインに書いた本ではありませんでした。 著者が「あとがきで」「本書の内容は「奇兵隊の明治維新」と名づけてもよい。」といっているように「奇兵隊(諸隊)を通して明治維新を描いた」ものです。 長州藩には、奇兵隊と名づけられた農民兵を含む隊のほかにも奇兵隊と同じような隊がいくつもあったので、総称して「諸隊」と呼んでいるようです。 信長、秀吉、家康による全国統一は、鉄砲や大砲を使用してできたはずなのに、武士は刀で戦うものとされてきたがために、平和な江戸時代から幕末になって、また戦をしないといけなくなったときに、武士だけでは、戦えなくなっていたし、長州は外国とも幕府軍とも戦わざるをえなかったので、奇兵隊を作らざるをえなかったということでしょう。 隊のなかでは、能力主義のたてまえではあるけれど、武士と農民は、同等というわけにはいかないので、そのまま明治政府の軍隊というわけにはいかなかったのでしょう。 【目次】 序 奇兵隊にとって明治維新とはなにか 一 高杉晋作  1 岐路に立つ  2 奇兵隊結成  3 奇兵隊の苦悶―第一期 二 内憂外患  1 奇兵隊の組織化―第二期  2 馬関戦争 三 元治の内戦―第三期 四 倒幕―第四期  1 四境戦争  2 戊辰戦争 五 諸隊の人びと 六 諸隊の反乱―第五期  1 「長官と兵士との分裂」―第一の局面  2 内乱化の危機―第二の局面  3 弾圧と再挙―第三の局面 七 竹橋事件と復権運動  1 徴兵制  2 竹橋事件  3 脱藩兵士の復権運動 むすびにかえて 参考文献 あとがき 長州藩略地図 主要諸隊変遷表 奇兵隊関連年表 ●教養の向上(106頁) 奇兵隊や諸隊は軍事組織だから、銃陣や操練、あるいは剣術や槍術の日課は当然だが、ここにみるように「文学稽古」や「読書」ないしは「講釈」「輪読」などに比較的多くの時間をさいているのは特徴的である。奇兵隊以下諸隊は、隊員の教養の向上を意識的に図ろうとしているのである。 ●陸軍(161頁) 明治五(一八七二)年二月二八日、兵部省にかわって陸軍省・海軍省がおかれた。 この日、大村益次郎および前原一誠のあとをうけ、兵部省の実権を握っていた兵部大輔山県有朋が、陸軍大輔に任じられた。陸軍省は彼の手中に落ちた。 ☆関連図書(既読) 「花燃ゆ(一)」大島里美・宮村優子作・五十嵐佳子著、NHK出版、2014.11.25 「花燃ゆ(二)」大島里美・宮村優子・金子ありさ作・五十嵐佳子著、NHK出版、2015.03.30 「久坂玄瑞の妻」田郷虎雄著、河出文庫、2014.11.20 「世に棲む日日(1)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.03.10 「世に棲む日日(2)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.03.10 「世に棲む日日(3)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.04.10 「世に棲む日日(4)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.04.10 (2015年5月24日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 開国か攘夷かをめぐって国中が沸きかえっていた文久三年、長州藩士高杉晋作の手で一つの奇妙な集団が組織された。その名は奇兵隊。農民や町人の志願兵をふくむこの軍隊は、その後続々と藩内に生まれた諸隊の中核として、幕末から明治にかけての激動のなかで、大きな歴史的役割を果していく。長州諸隊の活動を通して描かれた明治維新像。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品