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果てしなき渇き 宝島社文庫

深町秋生【著】

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商品詳細

内容紹介 部屋の麻薬のカケラを残し失踪した加奈子の行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は、助けてくれた加奈子に恋をするが……。現在と過去が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭と、探るほどに深くなる彼女の謎。驚愕の結末に全選考委員が圧倒された第3回『このミス』大賞受賞作品。読む者の心を震わせる、暗き情念の問題作。
販売会社/発売会社 宝島社/宝島社
発売年月日 2007/06/12
JAN 9784796658393

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果てしなき渇き

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商品レビュー

3

256件のお客様レビュー

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2009/12/25

普通の小説では味わえない

ノワール小説が持つ抗いがたい魅力。愛でもなく温かみでもない、暴力とセックスとドラッグ。普通の小説では味わえないものが、これでもかとばかりに詰まっている。『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。

yui

2023/12/26

「このミステリーがすごい」大賞作品ということで読みました。ミステリー要素を含んだサスペンスとしてはもっと評価すべきかもしれませんが、エログロ表現が多いのと、主人公含め全ての登場人物が誰も救われないストーリーなのが私の好みではないため星2とさせていただきます。

Posted by ブクログ

2023/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想 主人公はいつも何か信念があって、悪と戦う、そういうイメージを覆すものだ。不倫していた妻への暴力で退職になった藤島。娘にも危害を加え、娘が犯罪に走るキッカケを作ったのも自分。薬をやりながら、なんとか身体を動かして娘を探す。彼は一体どこを目指しているのか。。 話が果てしなく重いので読むのは結構疲れる。 加奈子は結局最後まで出てこなかったが、悪魔みたいな女だな。悪魔のような女といえば白夜行や誉田哲也の作品を思い出させた。 あらすじ 警察を退職し、警備員の仕事をしていた藤島はある日コンビニで凄惨な殺人現場に出くわす。その後、元妻の桐子より娘が帰って来ないという電話がくる。家へ駆けつけたところ、娘の部屋から大量の覚醒剤が見つかる。 藤島と桐子は、妻の不倫で別れ、二人とも娘の加奈子を放置状態にしていたため、彼女のことはよく分からなかった。その日から藤島の加奈子の捜査が始まる。加奈子は中学の頃より、アポカリプスというギャングと付き合いがあり、そこから手の入れた薬を予備校内で流していたことが分かる。 その後、加奈子に翻弄されたギャング、半グレ、警察、ヤクザがお互いを潰し合う。

Posted by ブクログ

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