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バビロニア・ウェーブ
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バビロニア・ウェーブ
¥825
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商品レビュー
3.2
15件のお客様レビュー
太陽系辺縁で発見された高エネルギービーム帯の謎。 人間には計り知れない宇宙の不可解さがあり、すごく怖いけどそこが面白い。 宇宙育ち特有の感性が細かくて実在感がある。 謎も残るけど、宇宙は謎でそれもよし。
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>2年近い調査で明らかになった定在波の姿は、 >両端がレーザーを反射する作用をも持つ重力場からなる、 >直径1200万キロメートル、全長5380光年の、 >銀河系を垂直に貫くレーザー光束だった。 地球から3光日という太陽系の端っこにとんでもないスケールの舞台があって、 そこで...
>2年近い調査で明らかになった定在波の姿は、 >両端がレーザーを反射する作用をも持つ重力場からなる、 >直径1200万キロメートル、全長5380光年の、 >銀河系を垂直に貫くレーザー光束だった。 地球から3光日という太陽系の端っこにとんでもないスケールの舞台があって、 そこで不可思議な出来事が起きる。 その原因は何か? そもそも何故こんな光束が存在するのか? 地球からやってきた教授の謎めいた目的とは? というストーリーは、まさにハードSFそのものといった感じ。 つまり、SF的なもの・舞台についてのあれこれがメインで、決して背景にはならない。 ラストで明らかになるバビロニア・ウェーブの全貌には、急激に視野が広がる、SFならではの気持ちよさを感じさせてくれます。 30年以上前の本ですが、古さを感じさせない良作。 ・・・古さといえば、ひとつありました。 「セチ」が「CETI」と書かれています。 今は、 「SETI」―Search for Extra-Terrestrial Intelligence―地球外知的生命体探査 と言います。 当時は、communication with extra-terrestrial intelligence―地球外知性との交信 だったのですね。
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エンタメとしての読みやすさより 科学的な作り話としての造形を追及したガチハードSF にしてももう少し整理したほうが良いとは思うのだが これはこれで良いのである
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