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アメリカの原理主義 集英社新書

河野博子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2006/07/19
JAN 9784087203493

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商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2014/02/26

景気が最高潮だったときに大統領がホワイトハウスで女の子とやましいことをして国民の信頼と失い、その反動から米国民に新大陸アメリカに渡った清教徒と建国の父の精神を呼び起こさせ、宗教右派と新保守主義者を奮い立たせたというあたりが、民主党に失望して自民党支配に戻った昨今の日本の動きに似て...

景気が最高潮だったときに大統領がホワイトハウスで女の子とやましいことをして国民の信頼と失い、その反動から米国民に新大陸アメリカに渡った清教徒と建国の父の精神を呼び起こさせ、宗教右派と新保守主義者を奮い立たせたというあたりが、民主党に失望して自民党支配に戻った昨今の日本の動きに似ている。でも超大国であるだけに、選民思想と妙な使命感で自己基準の世界秩序を押し付けてくると、多くの非白人国家や、非キリスト教国家にとっては相当な迷惑。おそらく現オバマ政権では、またずいぶんと違った国民感情がうごめいているんだろうな。

Posted by ブクログ

2011/02/19

日本人には馴染みの薄い、アメリカの宗教右派の実態を描いた本作。最近の大統領選で、政治や経済よりも同性結婚や中絶等の事柄に焦点が当てられる奇妙な傾向を、著者は宗教右派の存在に結び付けて考える。少々内容は古いが、アメリカではこれからしばらく宗教右派の動きが活発であり続けると予想される...

日本人には馴染みの薄い、アメリカの宗教右派の実態を描いた本作。最近の大統領選で、政治や経済よりも同性結婚や中絶等の事柄に焦点が当てられる奇妙な傾向を、著者は宗教右派の存在に結び付けて考える。少々内容は古いが、アメリカではこれからしばらく宗教右派の動きが活発であり続けると予想されるので、知っていて損はない。内容がとても客観的に書かれていて良かった。

Posted by ブクログ

2010/11/05

日本人の感覚では理解の難しいアメリカの政治意識を説いていく。なぜ中絶、同性愛が政治と絡んでくるのか。日本での報道だけでは「古い考えの少数派がアメリカにはまだいる」と感じていた部分の真実が少しわかった気がした。

Posted by ブクログ

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