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閃光 角川文庫

永瀬隼介【著】

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商品詳細

内容紹介 玉川上水で男性の他殺体が発見された。捜査に当たるのは定年間近の刑事・滝口と、若手刑事の片桐。滝口はこの殺人事件に、三十年以上前に起きた“三億円事件"との接点を見いだす。その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわかに再会を果たしていた。昭和最大の事件は何故に未解決に終わったのか。全国民が注視するなか、警察組織はいかなる論理で動いていたのか? 大事件の真相を炙り出す傑作犯罪小説。
販売会社/発売会社 角川書店/角川書店
発売年月日 2006/05/24
JAN 9784043759026

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商品レビュー

3.6

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2022/10/12

「三億円事件」をベースにした警察小説。 文庫としては分厚い部類に入りますが、ただ長いというのとはまた違う理由で、読み終えるまでに時間が掛かりました。 玉川上水で、男性の扼殺体が発見されるところから始まる一冊。 被害者の身元はすぐに判明し、特に珍しいものでもない事件と思われます...

「三億円事件」をベースにした警察小説。 文庫としては分厚い部類に入りますが、ただ長いというのとはまた違う理由で、読み終えるまでに時間が掛かりました。 玉川上水で、男性の扼殺体が発見されるところから始まる一冊。 被害者の身元はすぐに判明し、特に珍しいものでもない事件と思われますが、定年を間近に控えた警視庁捜査一課のベテラン刑事・滝口は被害者の名前を聞くや否や、顔色を変え、自ら捜査本部へ名乗りをあげます。 滝口とペアを組む所轄署の若手刑事・片桐は、自分を無視するかのような滝口の勝手な捜査に苛立ち、反感を覚えますが、途中滝口から殺人事件の被害者が三億円事件の容疑者の一人であり、また、滝口自身が三億円事件の捜査に当たっていたことを聞かされ、興味を覚えます。 そして物語はその不良グループを付け狙った犯行が続く形で進行していきます。 三億円事件は地元の不良グループによる犯行であり、また警察はその事実を把握していながら、事件の真相を闇に葬った― 警察が事件の真相を隠蔽する理由は、少なくともフィクションの世界では一つしかなく、また、不良グループを狙う犯人も途中で分かってしまったので特に驚くような展開はありませんでしたが、主要登場人物が多いにも関わらず、一人一人の心理や環境を丁寧に且つ矛盾や過不足もほぼなく、描き上げる力はお見事。 欲を言えば、終わり方が物足りませんでした。 これだけ長々と力強く書き上げたのに、最後の最後で力尽きたのかしら?と思うような。少し肩透かしをくらった気分です。 作品の中に、思わず応援したくなるような、肩入れしたくなるような魅力的な人物がいないのもこの作品の特徴でしょうか。 筆者の語彙力の多さ?高さ?も、特徴のひとつ。 知らない熟語が多かったのですが、それも不思議とこの作品の雰囲気にマッチしていましたね。 もし三億円事件の真相がこの小説の通りだとしたら納得できませんし、現実社会においては矛盾があると思うので、満足度は普通です。

Posted by ブクログ

2022/09/11

骨太な小説だ。 昭和史に残る大事件を背景に、様々な思惑や思想が入り混じる。 後味は良くないが、読み応えはある。

Posted by ブクログ

2022/01/03

三億円事件をベースにしたフィクションで、もう19年前に書かれたもので文庫も積読だったのですが、まぁ面白い本でした。600頁も飽きることなくワクワク感で読まされました。不明な点が多い事件ですが、意外とこのような真相があるかもという感じがします。

Posted by ブクログ

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