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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/04/10 |
JAN | 9784480089816 |
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ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む
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ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む
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商品レビュー
4.3
34件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「論理哲学論考」の魔法とその限界について書いている。 「すべては関数で表せられる」、すなわち、全てはカテゴリだ、というフレーゲやラッセルに対して、「いやいや、すべては操作されたものでしょう」というウィトゲンシュタイン。CGが現実の映し絵ではなく、単なる数学的操作によって偶然現実の似姿になったようなものなのだろうか(違う)。 ラッセルのパラドクスについては、いまだによくわからないが、例えば「ロックはロックじゃない」みたいな命題について、「『ロックはロックじゃない』はロックじゃない」といえるか、という比喩を考えた。ウィトゲンシュタインにいわせれば、後者については、「ロックはロックじゃない」というのはアティチュードの問題で、「プレスリー」とか「ビートルズ」とかとは定義域が異なる、というのだろうか。 すべての論理学、というか理系の学問は、究極的には無限を扱えるか、ということになっていくのではないだろうか。1+1=2なのに、♾️+♾️=♾️となる矛盾について、ウィトゲンシュタインなら「それはルールが違うだけだ」と答えるのかもしれない。 コンピュータは有限な数字しか扱えない。ある種ウィトゲンシュタインはコンピュータ時代の哲学者だったのかもしれない。
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『論考』の一つの解釈を、背景を踏まえつつ時には批判的な立場から丁寧に解説している素晴らしい副読本で、『論考』を読むにあたり大いに助けとなる。『論考』の解説書というより、むしろ『論考』を題材に野矢茂樹氏の哲学を述べたものだと捉える方が相応しいように感じる。ところどころ筆者の立場に不...
『論考』の一つの解釈を、背景を踏まえつつ時には批判的な立場から丁寧に解説している素晴らしい副読本で、『論考』を読むにあたり大いに助けとなる。『論考』の解説書というより、むしろ『論考』を題材に野矢茂樹氏の哲学を述べたものだと捉える方が相応しいように感じる。ところどころ筆者の立場に不満がある(「対象」に「個体」以外の要素を含めていることなど)が、そのような批判的な精神で本書を読み進めたことにより、かえって『論考』の理解を深められたように思う。
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[第9刷]2014年10月30日 著者訳の岩波文庫「論理哲学論考」を読む前に読んでみた。その判断正解で、哲学素人にとって論考本体は解説なしでは難解だと思う。
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