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入江相政日記(第1巻)
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入江相政日記(第1巻)
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商品レビュー
3
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1994年(底本1990年)刊行。著者は昭和天皇の侍従(後に侍従長)として宮中の模様をつぶさに見聞してきた人物であるが、その著者の日記(抄)。1935年~1936年まで。二・二六事件、日中戦争開始。第二次世界大戦開始と重要事案が目白押しの時期を対象とした本巻。全体の印象としては新補新任など式典が極めて多いこと、総理は兎も角、両軍相の拝謁が多いのに比べ、商工相や蔵相の拝謁・報告などが少ない。経済・貿易なども重要課題だが、些か偏頗気味。また、日中戦争に関する情報は宮中に余り上がっていないような…。
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二・二六事件の様相が知りたくて手に取った。 注解によって当時の情景に対する認識が深まり、有益な読書であった。
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