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張作霖爆殺 昭和天皇の統帥 中公新書942

大江志乃夫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1989/10/25
JAN 9784121009425

張作霖爆殺

¥220

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2017/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

張作霖爆殺事件を軸に、①陸軍の謀略の概要、②田中義一首相の政治的対応と陸軍の反駁、③田中と陸軍の派閥概要、④改正治安維持法とその改正過程・統帥権独立と帝国憲法との関係(違憲性如何)、統帥権の意義と他の天皇大権との関係、⑤各種法令に基づく統帥権の制度的内容、行使手順、⑥戦前昭和時代に至る政治状況を、詳細に検討したもの。文献検討も細かく、書き散らしではないことがわかる。個人的には、帝国憲法の解釈論から導かれる統帥権の内容、統帥権独立の違憲性如何、改正治安維持法の違憲性如何(内容・改正手続両面)が興味深い。 帝国憲法の解釈論については、もう少し勉強しないと、とても本書の意義を捉まえることは出来ないだろう。また、帝国憲法下の解釈を駆使すれば、統帥権の独立が所与の前提でないかもしれない点には注意。◆伊藤博文「憲法義解」、美濃部達吉「憲法撮要」、松下芳男「日本軍閥の興亡」、中野登美雄「統帥権の独立」、栗屋憲太郎「東京裁判論」、大江志乃夫「統帥権」。◆1989年刊行。著者は茨城大学人文学部教授。

Posted by ブクログ

2016/12/17

1989年の改元の時に著された本。天皇陛下の戦争責任という重いテーマに対して制度面から論理的に演繹することを試みている。言いたいことは理解できたが、冷静な論述であるからか、心に響いては来なかった。

Posted by ブクログ

2014/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

軍部が都合のいい状態にできた… その時点で日本がやがて、暴走し、 戦争へ突っ込んでいったのは必然といえるでしょう。 この事件がうやむやにされたり、 主犯たちを厳罰にできなかったのは、 やはりある種の抜け道があったからだな、 と思いました。 やはり実際に軍に赴いたりしている彼らと 指示をするだけという存在だと… どうしても目上の人は邪魔になるのかも しれませんね。 これらには数々の対応ミスもあったようですが、 いつの時代にもあるものですね。 そして、現代でもそれが許容されるのは… 人って何も学ばないものです。

Posted by ブクログ

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