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真田幸村(下) 角川文庫

海音寺潮五郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 1989/11/25
JAN 9784041273258

真田幸村(下)

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2016/03/05

(2016.01.29読了)(2009.01.31購入) 真田信繁(幸村)についてわかっているのは、大坂冬の陣、夏の陣、のあたりのことのみということですので、それ以前の幸村を書こうと思うと、作者の創作しかないということになります。どう描くかは作者の自由ということになります。 この...

(2016.01.29読了)(2009.01.31購入) 真田信繁(幸村)についてわかっているのは、大坂冬の陣、夏の陣、のあたりのことのみということですので、それ以前の幸村を書こうと思うと、作者の創作しかないということになります。どう描くかは作者の自由ということになります。 この本は、若き日の幸村を描く、ということで、淡い恋物語にしています。とはいえ、恋が成就するわけでもないので、ちょっと食い足りない感じが残ります。 解説には以下のように記されています。 「昌幸・幸村父子が戦国乱世を乗り切っていくプロセスに加えて、幸村の恋愛模様がこの長篇作のもう一つのポイントとなっている。幸村は古府(甲府)の城下で見かけた信玄の五女信証尼に一目惚れしてしまう。武田家の滅亡後、織田軍の武田狩りを逃れて塩山の向嶽寺に身を寄せていた信証尼を赤吉が見つけ出したことから、幸村は彼女の保護に全力を注ぐ。ひたむきな幸村の愛に、信証尼も心を開き、二人は恋歌にも似た和歌のやりとりをするようになっていく。」(340頁) 時代的には、織田信長に、武田勝頼が滅ぼされたのち、滝川一益がやってきたので、それに服属したが、織田信長が、明智光秀の謀反により亡くなります。滝川一益は、北条に攻められ、元の本拠地に戻ったため真田は、北条に服属し、上杉景勝と戦うことになりますが、徳川家康が動き出したため、北条は、引き上げざるを得ませんでした。 この辺りまでで終了です。秀吉の天下統一はまだですので、関ケ原、大坂冬の陣、夏の陣まではまだだいぶあります。 「物語は甲州をめぐる徳川勢と北条勢の争いが和議を迎えるところで終わっている。徳川家に帰属していた真田家であったが、この講和条約は真田家の運命を大きく変えるものであった。つまり、家康に安堵されたはずの真田領は北条家の領分となってしまった。」(341頁) 【目次】 亀田清海 葉末の淡雪 短冊と鎧通刀 微行 梅雪の子 草いきれの中に 十八族は欲が深い 鸚鵡がえし 巴の形勢 その人不在 甲州女狩 羅漢寺山の渓谷 水晶の念珠 尼ヶ淵の水 斜陽千曲川 いびき 落葉の下水 故実談義 小猿赤吉 起請文二通 鳳雛 海老で鯛 宣戦の布告 流言の策 大鼠山伏 反間の策 椎の木陰で 兵は詭道 はじめての采配 岐れ道 解説  清原康正 ●戦さ(95頁) およそ戦さの道で、ためらうことが一番悪いのだ。 ●徳川へ(159頁) 一番容易なのは、本領安堵を条件にして徳川家に帰属することだ。 ☆関連図書(既読) 「真田幸村(上)」海音寺潮五郎著、角川文庫、1989.11.25 「史伝 西郷隆盛」海音寺潮五郎著、文春文庫、1989.09.10 「西郷と大久保と久光」海音寺潮五郎著、朝日文庫、1989.12.20 「蒙古来たる(上)」海音寺潮五郎著、文春文庫、2000.09.01 「蒙古来たる(下)」海音寺潮五郎著、文春文庫、2000.09.01 「天と地と(上)」海音寺潮五郎著、文春文庫、2004.03.10 「天と地と(中)」海音寺潮五郎著、文春文庫、2004.03.10 「天と地と(下)」海音寺潮五郎著、文春文庫、2004.03.10 (「BOOK」データベースより)amazon 天正十年、武田勝頼は織田軍に攻められた。真田安房守昌幸は、自領奥深く勝頼を厳しく守っての再起を勧めるが、譜代の武将たちの忘恩背義に落ち、勝頼は天目山で自刃、ついに武田家は滅亡した。武田は滅んでも真田は生き延びなければならない。勝頼自刃後二月、織田信長が本能寺で討たれる。弱肉強食の戦国の世、昌幸は智略をめぐらし、上杉、北条、徳川とめまぐるしく主をかえながら、真田家とその領土の存続をはかる。幸村は父昌幸から軍略のすべてを学び、戦国武将として成長する。幸村のいくところ山窩の赤吉、三好清海、伊三丸兄弟が従っていた。

Posted by ブクログ

2009/11/14

真田幸村の物語 天正十年、武田勝頼は織田軍に攻められた。真田安房守昌幸は、自領奥深く勝頼を厳しく守っての再起を勧めるが、譜代の武将たちの忘恩背義に落ち、勝頼は天目山で自刃、ついに武田家は滅亡した。武田は滅んでも真田は生き延びなければならない。勝頼自刃後二月、織田信長が本能寺で討た...

真田幸村の物語 天正十年、武田勝頼は織田軍に攻められた。真田安房守昌幸は、自領奥深く勝頼を厳しく守っての再起を勧めるが、譜代の武将たちの忘恩背義に落ち、勝頼は天目山で自刃、ついに武田家は滅亡した。武田は滅んでも真田は生き延びなければならない。勝頼自刃後二月、織田信長が本能寺で討たれる。弱肉強食の戦国の世、昌幸は智略をめぐらし、上杉、北条、徳川とめまぐるしく主をかえながら、真田家とその領土の存続をはかる。幸村は父昌幸から軍略のすべてを学び、戦国武将として成長する。幸村のいくところ山窩の赤吉、三好清海、伊三丸兄弟が従っていた。

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