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エグザイルス
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
ロバート・ハリス。 友人から紹介してもらったこの方の本をはじめて読みました。 著者の世界を放浪する旅の記憶。心が苛(さいな)まれてからの 内面世界の旅の記録。 さまざまな人との関わりと自己実現について、 穏やかに語られています。 これを読んだら、旅に出たくなります!! ...
ロバート・ハリス。 友人から紹介してもらったこの方の本をはじめて読みました。 著者の世界を放浪する旅の記憶。心が苛(さいな)まれてからの 内面世界の旅の記録。 さまざまな人との関わりと自己実現について、 穏やかに語られています。 これを読んだら、旅に出たくなります!! 以下、本の中から一部抜粋します。 ・中東の都市、エルズルム。そこで見た富士山、、、アララット。。。 ・アメリカ陸軍の大佐だった親父の友人から送られてきた ジャック・ケルアックの『ダルマ行者たち』。人生観が変わるほどの衝撃。。。 ・ゴダールの映画、『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』が気に入ったが、 特に、『冒険者たち』にはまった。アラン・ドロンが歌った『レティシア』は 旅のテーマソングになった。。。 ・ヘンリー・ミラー『南回帰線』。今までのどの作家よりも攻撃的で、野蛮で、 不道徳で、自由で、新鮮な風のよう。。。 ・弟のロニーに紹介した、ヘッセの『デミアン』。これを読んでいるときは、 すべてうまくいっていたのに、『ステッペン・ウルフ』からおかしくなっちゃった。。。 ・ジーニー・ルイスというフォークシンガーが尊敬するカンパニエロ(仲間、同士)は、 チリのフォークシンガー、ビクトル・ハラ。 彼の書いた『チリ』という歌は、心が不思議と洗われる。。。 ビクトル・ハラは、1973年に、クーデターによってサッカースタジアムで殺される。。。 ・アボリジニの若者は、ある日突然、旅に出る。 何の前触れも予告もなしに家を出て、何ヶ月も大地を放浪する。 ネイティブ・アメリカンの伝統に例えれば、ビジョン・クエストの旅。 彼らの通過儀礼のひとつ。自分たちの精霊に会うための旅。。。
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放浪していて出逢った人々、経験からすんごいテンションあがったり、落ちに落ちたり、まさに生きているなぁという感じが伝わってきた。 一生のうちに絶対放浪する。
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J-WAVEのナビゲーターとしてお馴染みの著者。とんでもなく壮絶で破天荒な旅の、というか魂の遍歴を綴った本。 向こう見ずで有り余るエネルギーに眩しさを覚え、彼らのような若者が闊歩したまだ今ほど窮屈で殺伐としていなかった世界を懐かしく思うのは私だけだろうか。 ここではない何処かを渇...
J-WAVEのナビゲーターとしてお馴染みの著者。とんでもなく壮絶で破天荒な旅の、というか魂の遍歴を綴った本。 向こう見ずで有り余るエネルギーに眩しさを覚え、彼らのような若者が闊歩したまだ今ほど窮屈で殺伐としていなかった世界を懐かしく思うのは私だけだろうか。 ここではない何処かを渇望して苦悩と煩悶を重ね、やがては自らを開き人を受け入れ、つながることに幸福と旅のひとまずの答えを見出す。そのメッセージが、驚くほど現在に生きる人々の心に沿うものであり、その歴史こそが、人生という旅の過程で積み重ねられた、「永久不滅のヴィンテージ」となるのではないかと思うのである。
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