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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2004/10/15 |
JAN | 9784091916129 |
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残酷な神が支配する(文庫版)(2)
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残酷な神が支配する(文庫版)(2)
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
ん〜〜〜 義父の虐待はエスカレート 救いはあるのか・・・ くら〜いけど、読まずにはいられない 夢中になってしまう系
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まともに読み進むには、気持ち悪さを抑えなくてはいけないような、救いのない話です。 グレッグの異常性が、どんどん明らかになっていきます。 完璧な人間のようで、実は周りの人を不幸にひきずりこむ人間。 ジェルミを生贄として、仮面をつけ、鞭をふるって倒錯的な暴力的、性的虐待を続けるグレ...
まともに読み進むには、気持ち悪さを抑えなくてはいけないような、救いのない話です。 グレッグの異常性が、どんどん明らかになっていきます。 完璧な人間のようで、実は周りの人を不幸にひきずりこむ人間。 ジェルミを生贄として、仮面をつけ、鞭をふるって倒錯的な暴力的、性的虐待を続けるグレッグ。 母親の幸せのために、どんなひどい行為を受けながらも、誰にも漏らすことなく耐え続けるジェルミ。 でも、意に染まぬ不条理な状況下でためこんだ心のストレスは、どんどん彼を追い詰めていきます。 すさまじい筆致に、生理的嫌悪感でいっぱいになりながら読みました。
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母が再婚した男から性的虐待を受ける主人公。そして、その義理の兄。結局は主人公だけでなく、兄を含めた二人の成長の物語だったように思う。が、考えさせられる。もーさまの作品はいつもそうだ。読んだ時にもそれなりに受け止めているんだけど、時間がたってふいに自分の中に流れ込んでくるように「...
母が再婚した男から性的虐待を受ける主人公。そして、その義理の兄。結局は主人公だけでなく、兄を含めた二人の成長の物語だったように思う。が、考えさせられる。もーさまの作品はいつもそうだ。読んだ時にもそれなりに受け止めているんだけど、時間がたってふいに自分の中に流れ込んでくるように「意味」がわかる。 なので、これもきっと10年ぐらい(<おい)して、ある朝ふいに「あああ」って思うのだろう。 解説の中で「トーマの心臓」になぞらえてるものがあった。それも複数。でも私は「訪問者」を考えていた。雪の上をたどって神様が罰を与えにくる。そのモチーフが頭の中をぐるぐるしていた。 罪、罰、犠牲、人はどうして、そんなものを必要としてしまうのだろうか? そして物語は、真のカタルシスもなく終る。そして、そのことこそが萩尾望都の言わんとするところを示しているのではないだろうか。つまり、痛みは消え失せることはないから、人はそれを抱えて生きていかなければならないと。 萩尾望都が読める今、生きててよかった。
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