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もう消費すら快楽じゃない彼女へ
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商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
たとえ殺すか殺されるかの間柄であっても、そこにはサンドウィッチのキュウリやハムみたいに、愛だの、思いやりだの、喜びだのが混じってる。悲惨なだけじゃない。現実はいつもどこかユーモラスだったり、愛のかけらがあったり、くだらなかったり、神聖だったりする。だから人は生きていくとも言えるし...
たとえ殺すか殺されるかの間柄であっても、そこにはサンドウィッチのキュウリやハムみたいに、愛だの、思いやりだの、喜びだのが混じってる。悲惨なだけじゃない。現実はいつもどこかユーモラスだったり、愛のかけらがあったり、くだらなかったり、神聖だったりする。だから人は生きていくとも言えるし、だから人は死ぬとも言える。
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田口ランディのコラムをまとめたもの。ランディ氏らしくどこか暗くて、でも現実的な話題が多いコラム。元々はPC系のニュースメルマガのコラムだったので自分みたいなPC系の人間は知ることができたのだけど、ランディ氏の物事に対する捕らえ方が非常に興味ぶかく、おもしろく読んでいたのを思い出す...
田口ランディのコラムをまとめたもの。ランディ氏らしくどこか暗くて、でも現実的な話題が多いコラム。元々はPC系のニュースメルマガのコラムだったので自分みたいなPC系の人間は知ることができたのだけど、ランディ氏の物事に対する捕らえ方が非常に興味ぶかく、おもしろく読んでいたのを思い出す。 このカバーの写真としいい、取り上げる内容といい、いいですな。別に癒される訳でも、笑える訳でもないんだけど、ふーんそんな事思ってるのかーと感心する事がおおい。 本人の家庭環境も結構すごいからか何故なのかは知らないけど、生きるという現実に冷静な視点を与えてくれるランディ氏の文章はいいです。
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図書館の返却コーナーに置いてあって、最初の章を読んで面白かったので借りました。 面白い。 ちょっと前、チラリと観た「ブクログレビュー」で興味出て借りた、ある女性エッセイストの作品がダメで(☆1つなのでブクログに入れてません)、 女性のエッセイって好みが大きい=好き好きだと思う。 ...
図書館の返却コーナーに置いてあって、最初の章を読んで面白かったので借りました。 面白い。 ちょっと前、チラリと観た「ブクログレビュー」で興味出て借りた、ある女性エッセイストの作品がダメで(☆1つなのでブクログに入れてません)、 女性のエッセイって好みが大きい=好き好きだと思う。 私は田口ランディさん、好きです。 ・・・なんだろ・・・「おお。」と思う、普通(?)のエッセイ部分も勿論イイんですが、何より、この人の暗さと不気味さがいい。 父親がアル中とか虐待とか文章のはしにチラと出てくるけど、だからなのかな? ・・・あと、この人、軽く一杯ひっかけながら書いてるのかな?と思える感じがまた、いい。読みながら「ああちょっとアッチイッちゃってるのかな・・・」と思いました。 現実と虚構がないまぜになってる。 本人も正直にあとがきに、「ぼんやりと曖昧に私の目に写る現実を言葉に置き換えてみた。そしたら本当と嘘が混ぜッこぜになってしまった。でも、私にとって、この本に描いた世界はとてもリアルなんだ。」とありました。 やるねぇ。策士だねぇ。 これからも私のリアルを書いていこう。と、あとがきはしめられてました。 この本は1999年11月発行。 最近の、田口さんのエッセイも、是非読んでみたいです。(私はエッセイのつもりで読んでいたんだけど、これはもしかしたら短編小説なのかもしれない。なんて、読み終わってから思ったんだけど。(虚構多いし)
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