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ミーム 心を操るウイルス

リチャードブロディ(著者), 森弘之(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1998/01/20
JAN 9784062087377

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2024/01/13

社会人になりたての頃(1990年代後半)、ふとしたきっかけでリチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読み、「ミーム」という概念に興味を抱いたので更に知りたいと思っていたところ、本書を書店で見かけて読みたいと思っていたにも関わらず、気が付けば書店で見かけなくなって20年余りの月...

社会人になりたての頃(1990年代後半)、ふとしたきっかけでリチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読み、「ミーム」という概念に興味を抱いたので更に知りたいと思っていたところ、本書を書店で見かけて読みたいと思っていたにも関わらず、気が付けば書店で見かけなくなって20年余りの月日が経ってしまっていたので、ネットから古本で購入。 また、個人的にこれまで触れたことのない学問分野を学んでみたいと考えることが増え、Wikipediaで学問の一覧を調べてみたところ、文化人類学にカテゴライズされる学問の中のひとつに「ミーム学」が記載されていたことから、改めてミームについて学んでみたいと思ったことも本書を購入した理由のひとつである。 著者のリチャード・ブロディは、マイクロソフトのWordの開発者のひとりであったことから、「ミーム」という言葉を初めて耳にしたのはマイクロソフト社内のカフェテリアでの同僚との政治に関する会話からであるという。こういったところが、マイクロソフトの自由な社風と社員の教養力の高さが窺える。 本書は、約400ページのハードカバー本という体裁ではあるが、著者がアカデミックな学者ではないことから、ミームに対する考察について学術的なアプローチで書かれているわけではない。 冒頭でミームの定義を示してはいるものの、以降はミームについて生物学的ウィルスやコンピュータ・ウィルスのアナロジーで、客観的データによってではなく、どちらかと言えば筆者の主観に基づいて述べられているため、発展途上の感は否めない。 しかしながらそれでも、短期間でひとつの学問領域を形成したということは、それだけ現代社会における諸問題を考察するのに適した概念なのであろう。 最終章は「治療」と題し、マインド・ウイルス(=ミームによって人々の心に感染・拡散するもの)への対処について述べられている。 その最も有効な方法として教育による対応が述べられていることから、本書はどちらかというと科学やテクノロジーに関する本というより啓蒙書に近いと感じた。 とはいえ、本書が著された頃には存在しなかったSNSやオンラインゲーム等による諸問題が取りざたされている現在、感染力が出版当初とは比較にならないほど増強されたマインド・ウイルスに対応するためにミーム学について再考することは有意義なことではないだろうか。 20余年の時を超えてもなお、「ミーム」の存在がずっと心に残っていたということは、歳を重ねながらも学ぶ意欲が満ちてきている自分にとって何か意味のあることなのではないかとも感じざるを得ない。 また本書は、物事に対して常識とは正反対の視点で捉えたり、関連性のなさそうな分野のアナロジーで考察を試みたりすることは、何かを学ぶうえで非常に重要かつ忘れてはならないアプローチであるということを再認識するきっかけにもなった。 マインド・ウイルスへの対処だけでなく、自分の経験や学びを実社会における"良好なミーム"として広めるべく、ミームに関する他の著作も読んでみたいと思わせる一冊であった。

Posted by ブクログ

2013/05/04

03005 遺伝子が自らを増殖させるために人間を操る。そのスイッチの役割を果たすのが「ミーム」ということだろうか。小はセールスマンのテクニックから大はマスメディアや政治、そして宗教まで、人間を動かす動機となるものにはすべてミームが関わっていると著者は言う。ユーモアも随所に。

Posted by ブクログ

2011/06/30

生物の身体が遺伝子にプログラムされているように、 文明もミーム(模倣子)にプログラムされていると考えたら、 色々と辻褄が合うんじゃないの、という本。 利己的遺伝子から生まれたミーム学は、 人間のマインドに対して新しい視座を与えてくれる。

Posted by ブクログ

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