文庫として、新装版で発売された“罪シリーズ”第二段。有罪の続編です。憧れの作家、穂高櫂と恋愛をしている透也ですが、今回さらに強烈な打撃を受けています。よく耐えられるな～っと思うほどの溺れっぷりに引き込まれます。新しい作家、天野もいいキャラで、また出てきて欲しいな～と思います。絶対、この人選んだほうが楽なのに・・・読み応えのある一冊でした。

「有罪」に続く第二弾。はれて恋人になったミステリー作家穂高櫂と担当編集者桜井透也ですが、美貌+才能+人気を持つ穂高に自分はそぐわない（？）と感じる透也の、真面目＆プライドが故の苦悩、そして成長していく２人の後日物語です。言葉攻めもたっぷりの穂高の鬼畜っぷりや、心とは裏腹に悶え喜ぶ透也のM度を含めエロもますますエスカレート。透也を狙う天真爛漫キャラの天野出現から愛の試練は留まることを知らずで･･････。愛するが故の鬼畜性を除けば、穂高って女性が望むハーレクインの王子様かも？文庫本用の書き下ろしショートは穂

罪シリーズでいいのかしら？ 第二弾の原罪。 これだけでも読んでいて違和感ありません。 小説家の穂高櫂×編集担当の桜井透也 仕事上、プライベートでお付き合い。 透也が思いつめるタイプで体だけの付き合いかとグルグル。 穂高は表現が乏しく、不器用なため伝わりにくく。 言葉責めですね。結構ハードな感じですが。 当て馬の天野先生は新人作家。 これがいい物件なのだ。だから余計不憫。 最後穂高が透也を回収して無事終了。