1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 新書

世界をよくする現代思想入門 ちくま新書

高田明典(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥858

¥220 定価より638円(74%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2006/01/10
JAN 9784480062840

世界をよくする現代思想入門

¥220

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/02/27

現代思想の入門書です。ただし、ソシュールの言語学からレヴィ=ストロース、ドゥルーズやデリダといった人びとの思想の内容を紹介することよりも、彼らの思想がどのような「目的」を持っているのか、というところに焦点を絞った内容になっています。 「現代思想」は、「哲学」とは異なり、目的を離...

現代思想の入門書です。ただし、ソシュールの言語学からレヴィ=ストロース、ドゥルーズやデリダといった人びとの思想の内容を紹介することよりも、彼らの思想がどのような「目的」を持っているのか、というところに焦点を絞った内容になっています。 「現代思想」は、「哲学」とは異なり、目的を離れて正しいかどうかを議論することはできないと考えると本書では述べられています。特定の目的をもたない普遍的真理を探究することの断念から、現代思想はスタートします。こうした観点に立つならば、脱構築の実践による「正義」の発想や、観察者が観察対象の外部にたつことはできずつねに参与者でしかありえないという立場をとるガーゲンやモランの社会学、さらにハーバーマスやローティの実践的性格などの内容が解説されています。 また巻末には、ていねいなブックガイドとキーワード解説が付されています。

Posted by ブクログ

2016/03/24

普遍的な真理をあきらめた現代思想が目的としていることを、それぞれの思想についてわかりやすく説明しようとしてくれている。おもしろく読んだが、いろいろなことが書いてあって、読後しばらくたった今となっては、内容をあらかた忘れてしまった。ただ、こういった本を時折頭に通すようにするのは悪い...

普遍的な真理をあきらめた現代思想が目的としていることを、それぞれの思想についてわかりやすく説明しようとしてくれている。おもしろく読んだが、いろいろなことが書いてあって、読後しばらくたった今となっては、内容をあらかた忘れてしまった。ただ、こういった本を時折頭に通すようにするのは悪いことでないと思う。

Posted by ブクログ

2014/05/14

細部の理解なしには到底把握したことにはならないのが哲学であり、現代思想全般だということを改めて思い知らされた。ざっくり教えてくれようと意図されたこのような書物の大方が、最初は「優しいおじさん」がそっと手をとって歩いてくれているのが途中から「そんな甘いもんじゃないんじゃい、おりゃー...

細部の理解なしには到底把握したことにはならないのが哲学であり、現代思想全般だということを改めて思い知らされた。ざっくり教えてくれようと意図されたこのような書物の大方が、最初は「優しいおじさん」がそっと手をとって歩いてくれているのが途中から「そんな甘いもんじゃないんじゃい、おりゃー」と豹変して振り回してくれちゃうのは、困ってしまうのだ。そして結果最後のブックレビューに書かれていた「何の疑問も感じないほどにまで読み込む」ことが絶対的に課される。辛い。 リチャード・ローティーはじめポスト構造主義以降を耳かきほどのテイスティングスプーンで味見をさせてくれたことには感謝するけれども。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品