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悲鳴 探偵畝原シリーズ ハルキ文庫

東直己(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2004/05/18
JAN 9784758431019

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商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2018/04/10

複数回再読。 産廃業界と警察の癒着に切り込むウネハラ。この頃は巨悪と戦ってたなー。 玉木が男気を見せるのがとてもよい。 めんどくさいこだわりを持つウネハラが一度だけ高橋のことををチーフと呼ぶ、悲しみに寄り添って思わず出た言葉だろう。 そして近藤の時も無心論者を貫いたウネハラが手を...

複数回再読。 産廃業界と警察の癒着に切り込むウネハラ。この頃は巨悪と戦ってたなー。 玉木が男気を見せるのがとてもよい。 めんどくさいこだわりを持つウネハラが一度だけ高橋のことををチーフと呼ぶ、悲しみに寄り添って思わず出た言葉だろう。 そして近藤の時も無心論者を貫いたウネハラが手を合わせる。 たばっちゃんみたいな人いるよねー。すぐに楯突いて職を転々とする人。 交通事故の被害者があまりに悲痛で、なんで著者はこういうのをリアルに書けるんだろう。 ススキノの俺シリーズが映画になって金が入ったせいか著者が新作を全然書いてくれない。映画を恨んでるよ。

Posted by ブクログ

2018/03/18

畝原シリーズ第三弾。 出版された2003年、この辺りの年だと、「キレる17歳」だとか、クレイマーなんてのが社会問題になってた頃か。 強烈な自己憐憫で己を覆い、自分以外の世界すべてが敵であるなんて拗らせたのが、少数ながら存在する。それは今に限ったことではなく、はるか昔から。そ...

畝原シリーズ第三弾。 出版された2003年、この辺りの年だと、「キレる17歳」だとか、クレイマーなんてのが社会問題になってた頃か。 強烈な自己憐憫で己を覆い、自分以外の世界すべてが敵であるなんて拗らせたのが、少数ながら存在する。それは今に限ったことではなく、はるか昔から。その昔ってのも、古代に遡ってさえも。 正義だ悪だと二元論ではなくて、だれしも必ず起こりうる。東作品に一貫して掲げられる、悪の捉え方。 三作目は、かなりズッシリくる。 重厚感が凄まじい。ラスト近くの産廃前の描写は、小さなお子さんを持つ親御さんは読むの堪えるだろうな。

Posted by ブクログ

2015/05/08

2015.5.8ー25 畝原シリーズ。 浮気調査から始まるストーカー女と遺体バラバラ事件の進行に、行政・警察・土建会社の癒着やら新興宗教やらちょっとした悪意など、相変わらずいろいろな問題が絡んで一気読み。 題名の意味が非常に重い。

Posted by ブクログ

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