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おじいちゃんと森へ
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おじいちゃんと森へ
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
おじいちゃんから色々教えてもらったね。亡くなってからも沢山のことを思い出します。少年は立派な青年に育ちました。ところで、お父さんは、登場しませんでしたが~
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図書館の展示コーナーでこの本を発見した瞬間に、その表紙絵の細密性に一目惚れし、そのまま読んでしまった。 絵は単に写実性に富んでいるに留まらず、よく見ると木々の陰でツグミやリスが潜んでいたり、蛙が羽虫を狙っていたりと、様々なギミックが隠されている。 特に言葉による描写がないにも関...
図書館の展示コーナーでこの本を発見した瞬間に、その表紙絵の細密性に一目惚れし、そのまま読んでしまった。 絵は単に写実性に富んでいるに留まらず、よく見ると木々の陰でツグミやリスが潜んでいたり、蛙が羽虫を狙っていたりと、様々なギミックが隠されている。 特に言葉による描写がないにも関わらす、夕暮れ時におじいちゃんがさりげなく孫に自分のコートを羽織らせる絵が描かれていたことに、この本に対する絵師の強い愛着が伝わった。 本書の主題である「祈り」とは何か? おじいちゃんは「生きるものたちそれぞれが、地球上にあるすべての生命が美しくあるようにと、自分たちの命をささげている」を祈りと定義し、巻末エッセイを書いたニコル氏は、これを「生きている、そこにあるということが、お祈りなんだよ」と解釈した。 どちらにしろ、この「祈り」の感覚を文面のみから感受することは難しいと思われる。 文面をトリガーとして読者の経験と感性から、作者の意図する「祈り」の概念を読者に喚起させる仕掛であろうと想像する。 しかし僕にはまだ作者の「祈り」の概念が上手く理解できない。 僕の経験が概念喚起に不足なのかもしれないし、もう少し考えれば今の自分でも理解しうるかもしれない。 とりあえず主人公のように気長に考えてみよう。
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優しい感じの絵が好きです。おじいちゃんとぼくのように、子どもと共にゆったりと過ごし、心の話をすることができたら素敵だなって思いました。
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