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白いへび眠る島 角川文庫

三浦しをん(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 2005/05/24
JAN 9784043736034

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商品レビュー

3.5

185件のお客様レビュー

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2010/05/28

高校生の悟史は夏休み…

高校生の悟史は夏休みに島に帰省する。13年ぶりの大祭の前に『あれ』が出たと噂が起こる。「持念兄弟」とよばれる幼馴染の光市とともに噂の真相を探っていく・・・。こういう作品も描けるんですね。実に新鮮で面白かったです。悟史と光市の友情にも好感が持てます。

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2010/05/28

氏の作品はどれも読み…

氏の作品はどれも読み手を本の中の舞台に瞬時に移してしまう魔力がある気がします(笑)。ストーリーは、閉ざされた離島にお盆で帰ってきた悟史が13年に一度の大祭を目前に、口にするのも忌み嫌われる「あれ」が出たとの噂を聞く。持念兄弟の光市と、あれの正体を探り、奇怪な出来事を体験するという...

氏の作品はどれも読み手を本の中の舞台に瞬時に移してしまう魔力がある気がします(笑)。ストーリーは、閉ざされた離島にお盆で帰ってきた悟史が13年に一度の大祭を目前に、口にするのも忌み嫌われる「あれ」が出たとの噂を聞く。持念兄弟の光市と、あれの正体を探り、奇怪な出来事を体験するというもの。とても不思議な世界でしたが、光市と悟史との関係、神社の次男、荒太と謎の青年、犬丸との関係がとてもよかったです。氏はどうしてこんなに男の友情とか、微妙な距離感とか描くのがうまいんでしょう。ため息ものです。「まほろ駅前多田便利軒

文庫OFF

2010/05/28

ゾクゾクするような怖…

ゾクゾクするような怖さとワクワクするような楽しさ。その二つが合わさったような作品です。「島」、「伝説」、「禁忌」…ものすごく好奇心を刺激するキーワードたち。ミステリアスな雰囲気が最高です。とても神秘的な物語でした。物語の舞台となる拝島(おがみじま)はもちろんなのですが、それ以上に...

ゾクゾクするような怖さとワクワクするような楽しさ。その二つが合わさったような作品です。「島」、「伝説」、「禁忌」…ものすごく好奇心を刺激するキーワードたち。ミステリアスな雰囲気が最高です。とても神秘的な物語でした。物語の舞台となる拝島(おがみじま)はもちろんなのですが、それ以上に登場人物たちが素敵です。三浦氏の描く少年や青年は、どうしてこうも魅力的なんだろうといつも思います。儚げだけれど強くて、ある種の色気みたいなものを感じさせられます。

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