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装幀列伝 本を設計する仕事人たち 平凡社新書

臼田捷治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 2004/09/10
JAN 9784582852417

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2019/07/03

本は好き。というか本屋が好き?読むのも大好き。翻って、それぞれの本がどんな風な恰好をしているのかも気になる。でも、気になるだけなんだな。基本的に読むのは文庫になってからだから、表紙デザイン以外、そんなに違いがある訳じゃない。それでも大丈夫ってことは、装幀まではそれほど気にしてない...

本は好き。というか本屋が好き?読むのも大好き。翻って、それぞれの本がどんな風な恰好をしているのかも気になる。でも、気になるだけなんだな。基本的に読むのは文庫になってからだから、表紙デザイン以外、そんなに違いがある訳じゃない。それでも大丈夫ってことは、装幀まではそれほど気にしてないってこと。確かに単行本を見ると、それぞれに結構個性があって、凝った仕上がりのものも色々目にはするし、”お!すげー!”って思うんだけど、じゃあそれが誰の手になって、どんな工夫があるのか、ってところまでは、そこまで興味が沸かないのでした。という訳で、本書もほとんど流し読んじゃいました次第。

Posted by ブクログ

2011/05/25

[ 内容 ] 明治の洋装本以来、日本の装幀文化は、時を追って深みを増し、奥行きを広げていった。編集者による仕事、詩人による仕事、著者自装、画家、版画家、イラストレーターたちによる仕事。 そして杉浦康平と杉浦を師と仰ぐデザイナーたち。 また一方、独自の世界を築き上げたミニマリストた...

[ 内容 ] 明治の洋装本以来、日本の装幀文化は、時を追って深みを増し、奥行きを広げていった。編集者による仕事、詩人による仕事、著者自装、画家、版画家、イラストレーターたちによる仕事。 そして杉浦康平と杉浦を師と仰ぐデザイナーたち。 また一方、独自の世界を築き上げたミニマリストたち。 現代日本の装幀文化の水脈を、幅広く掘り起こした注目の書。 [ 目次 ] 1 編集者の仕事―「不易のかたち」が語りかけるもの 2 詩人の仕事―「詩画一致」が紡ぐ感覚のひらめき 3 版画家の仕事―印刷との親和にたつ堅固で密度あるイメージ 4 画家の仕事―偏見を打ち破るイメージの魅惑と思想の定着 5 イラストレーターの仕事―問われる装画と書物空間との関係性 6 「幻の装幀家」の仕事―創造性の裾野の広がりを示すプロフェッショナリズム 7 著者自装の仕事―動機の強さがうむ意表外の着想 8 杉浦イズム咀嚼の仕事―影響・感化から深めた独自の世界への道筋 9 ミニマリストの仕事―抑制された手法で造本の「原型」を見すえる潔さ 10 現代の旗手の仕事―飽和状態を砕く可能性への果敢な挑戦 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2009/05/28

本の装幀家というと、杉浦康平はじめ専門のイラストレーターを思い浮かべることが多い。 だが50〜60年代には本のプロデューサーとしての編集者の仕事とみなされていたし、 詩人(朔太郎もやっていた!)や版画家、画家などによる装幀もそれぞれに味がある、と著者はいう。 なかでも詩人・瀧口...

本の装幀家というと、杉浦康平はじめ専門のイラストレーターを思い浮かべることが多い。 だが50〜60年代には本のプロデューサーとしての編集者の仕事とみなされていたし、 詩人(朔太郎もやっていた!)や版画家、画家などによる装幀もそれぞれに味がある、と著者はいう。 なかでも詩人・瀧口修造の仕事が目についた。 「絵は無声の詩、詩は有声の絵」(シモニデス)のアフォリズムから、 詩と美術(=装幀)の共通点を「心に見るイマージュ」の追求に見た瀧口。 「本はまた見えて触れられて、しかも見えず触れられない要素を同時に持つ存在である」(p.40) という瀧口のことばには、詩人としての装幀づくりの本質が宿っている。 自装家・萩原朔太郎のことばも書き留めておく。 「最良の装幀者は、内容を最もよく理解している人、即ち著者自身だ」(p.116) 簡明だ。 ただし個人的には、こうした本の物質性に対する嗜好が、 ある種美学的なものとのセットでしか受容されないことに反感がある。 三島由紀夫、澁澤龍彦、寺山修司、『ダダ・シュルレアリスム』(トリスタン・ツァラ)など、 この本で紹介されている、優れた装幀をこしらえた書籍の著者やテーマはどれも「美しい」。 その点、祖父江慎による京極夏彦『どすこい』など、現代の装幀家による仕事(マンガ含む)は多彩だ。 ざっくり言うと、<いい装幀=美しいテーマ>の定式を破る作品が増えるといいな、ということなのだが。 たとえばノンフィクションとか、どっかの企業の社長さんの立志伝とかさ。

Posted by ブクログ

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