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「不自由」論 「何でも自己決定」の限界 ちくま新書

仲正昌樹(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2003/09/10
JAN 9784480061324

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商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2017/08/06

帯の「ポストモダンの中で、とりあえずどんな態度をとったらいいのか考えていこうという主題」への記述が自分の力では読み取れなかった。 102p エクリチュールによるパロール支配 190p~ アイデンティフィケーションと主体性、自己決定 指摘されて気がついたが、 このアイデンティ...

帯の「ポストモダンの中で、とりあえずどんな態度をとったらいいのか考えていこうという主題」への記述が自分の力では読み取れなかった。 102p エクリチュールによるパロール支配 190p~ アイデンティフィケーションと主体性、自己決定 指摘されて気がついたが、 このアイデンティティと所属する共同体との関係、 そこで求められる主体性との関係が良かった。

Posted by ブクログ

2017/07/20

仲正がこれを書いたすぐ後に宮台との対談をおこなったものを先に読んでいたので、対談の中で宮台が所々でこの本に言及していて、内容をそんなに覚えているわけではないけど、なんとなくつながった感じ。 宮台なんかの社会学の言論界隈では自己決定が強く叫ばれる。大きな物語が焼失した再帰的な現代...

仲正がこれを書いたすぐ後に宮台との対談をおこなったものを先に読んでいたので、対談の中で宮台が所々でこの本に言及していて、内容をそんなに覚えているわけではないけど、なんとなくつながった感じ。 宮台なんかの社会学の言論界隈では自己決定が強く叫ばれる。大きな物語が焼失した再帰的な現代において、自分で選び取る強さが必要だと、まあ道徳的なものとは一線を画して語られている。しかしその自己決定自体が欺瞞だろ、というのがこの本の要旨。自己決定の主体たる自己は本当に自由な自己であろうかという問いかけが、この書全体において問いかけられ続けており、結論としては完全に自由な自己なんてないだろというところに行きつく。いつも自分では選び取ることができないコンテクストに囲まれ、そこでおおわれている常識や価値観がいつも私たちの自由の下敷きにはあるわけだから、そんな自己に主体性もあろうはずがなく、自由もあるはずがない。まあ、そりゃそうだろうなと思う。宮台はこれを受けてなんか言っていたが、その肝心なところを忘れてしまった。ちょっと読み直すのもしんどいな。 アーレントの入り口に立った気がする。仲正は現代思想の読み直しの書を多く執筆していて、やっぱりその辺は鋭い。もっと学んでいこうと思う。 17.7.19

Posted by ブクログ

2015/08/29

主体の自己決定という、自明なもののように思われているが自明でないもの。そもそも自己決定などという像はどのように観念されているか、どうしてダメなのか、そして具体的な事例(インフォームド・コンセント)に即してどう自己決定を実質化させていくか(パターナリズムに開き直るのでもなく、自己責...

主体の自己決定という、自明なもののように思われているが自明でないもの。そもそも自己決定などという像はどのように観念されているか、どうしてダメなのか、そして具体的な事例(インフォームド・コンセント)に即してどう自己決定を実質化させていくか(パターナリズムに開き直るのでもなく、自己責任ということにしつつ自由がないということでもなく)、ということをコーネルの議論を参照しつつ論じる。 俗流ルソー主義批判とか、アーレント概説とか、コーネルの議論とか、もう一度綿密に確認しなおしておきたい。

Posted by ブクログ

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