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数量化革命 ヨーロッパ覇権をもたらした世界観の誕生

アルフレッド・W.クロスビー(著者), 小沢千重子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2003/11/01
JAN 9784314009508

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商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2022/09/12

考えながら一気に読み進めることができた。 数量化することで、ものごとを分けて捉えることができる、レゴブロックのように再構築もしやくなる、予測もしやすくなる、とメリットは様々ある。ヨーロッパはそこに先んじて気づき、実装し、世界の支配に成功した。 その代表格が絵画であり、音楽であり...

考えながら一気に読み進めることができた。 数量化することで、ものごとを分けて捉えることができる、レゴブロックのように再構築もしやくなる、予測もしやすくなる、とメリットは様々ある。ヨーロッパはそこに先んじて気づき、実装し、世界の支配に成功した。 その代表格が絵画であり、音楽であり、簿記であると筆者は述べる。視座も含めてとても面白く読めた。ただ東洋的な価値観は押されっぱなしになってきたのだよなあとも思った。 なお、この構図は今もなお続いている。数量化を強力に押し進めた結果が、0-1のデジタルの世界なのだろう。アメリカのプラットフォーマーの影響力は絶大で、世界中に浸透している。デジタル経済の行き過ぎも指摘されるいま、バランサーとしての東洋的な価値観が出てくるとよいのではないか。

Posted by ブクログ

2014/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] ヨーロッパ帝国主義が比類なき成功をおさめたのはなぜか? 理由のひとつは、科学革命に先立つ中世・ルネサンス期に、人々の世界観や思考様式が、宗教的なものから普遍的・効率的なものに変化していたことだと著者は言う。 数字、機械時計から楽譜、遠近法まで、幅広い分野に目配りしながら、そうした変化をもたらした数量化・視覚化という革命を跡づけてゆく西欧精神史。 [ 目次 ] 第1部 数量化という革命―汎測量術(パントメトリー)の誕生(数量化するということ;「敬うべきモデル」―旧来の世界像;「数量化」の加速 ほか) 第2部 視覚化―革命の十分条件(視覚化するということ;音楽;絵画 ほか) 第3部 エピローグ(「新しいモデル」) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2014/02/14

時々理屈抜きで気になる本がある。例えば私にとってそれは『リスク』や『人類が知っていることすべての短い歴史』だ。本書にも同じ感覚を持っていた。なんだろう、題名と装丁が私好みである。フィーリングといえばよいだろうか。 肝心の内容も面白い。言い方は悪いが中世までは野蛮とされていた西ヨ...

時々理屈抜きで気になる本がある。例えば私にとってそれは『リスク』や『人類が知っていることすべての短い歴史』だ。本書にも同じ感覚を持っていた。なんだろう、題名と装丁が私好みである。フィーリングといえばよいだろうか。 肝心の内容も面白い。言い方は悪いが中世までは野蛮とされていた西ヨーロッパ地域が、文化的希薄さを逆手にインド・アラビア数字を取り入れて数量化により飛躍を遂げていく様が叙述されており興味深い。 暦、機械時計、地図、貨幣、楽譜、遠近法、絵画、複式簿記と、ありとあらゆるものを数量化・視覚化可視化していく貪欲さは、当時抱えていた東洋や中東に対するコンプレックスからなのだろう。 章ごとの散漫さが多少あり、体系的に理解するには骨が折れるが、題材は非常にチャレンジングで面白い。

Posted by ブクログ

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