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傭兵の二千年史 講談社現代新書

菊池良生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2002/01/20
JAN 9784061495876

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商品レビュー

3.8

35件のお客様レビュー

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2010/05/28

戦争なんて金と引き換…

戦争なんて金と引き換えに命を提供してくれる傭兵に任しておけばいいじゃん、と思うことはありませんか?本書を読めば、逆説的に常備軍の必要性を感じさせてくれます。日本でも、豊臣秀吉の全国統一後の、傭兵の処分は問題になったわけですが、それと対比して考えさせられます。

文庫OFF

2010/05/28

「ともに進めと悪魔に…

「ともに進めと悪魔に乞う 我ら金目当ての兵士なり」露悪的・自虐的ではありますが、ある意味的を得てはいるでしょう。この本は彼ら傭兵の歴史にスポットを当てた、軍事史が取り上げられにくい日本では珍しい本と言えます。残念なのは、例えば紛争地での傭兵、コンゴ動乱のワイルドギーズ、フランス外...

「ともに進めと悪魔に乞う 我ら金目当ての兵士なり」露悪的・自虐的ではありますが、ある意味的を得てはいるでしょう。この本は彼ら傭兵の歴史にスポットを当てた、軍事史が取り上げられにくい日本では珍しい本と言えます。残念なのは、例えば紛争地での傭兵、コンゴ動乱のワイルドギーズ、フランス外人部隊の現況、あるいはイラクでも問題になっている軍事会社といった近過去、現在進行形の部分が取り上げられていないことでしょうか。

文庫OFF

2024/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学者が日本語で書いた文章は形式張っていたり賢く見せたいだったりで読みにくいことがあるが、本書は読みやすい文章でスラスラ読めた。 著者の専門は中世から近世のようで、古代や現代の情報は薄い印象(というより中世〜近世がかなり厚い)。 私は「傭兵と言えば三十年戦争」と思っていたのでその様子が詳しく記述され、そして思っていた以上に酷い有様で書いてあったので満足している。 同時期に読んでいるフォン=クラウゼヴィッツの『戦争論』が軍人の立場から書かれたものなら、本書は戦争経験も徴兵経験も無い純粋な学者の側面から書かれたもので、その対比は面白かった。 特に、クラウゼヴィッツが著書のところどころで絶賛しているフリードリッヒ大王を、したたかで冷酷(サイコパス的にも読める)な人物として書いているのは面白い。 「傭兵=食い詰めの厄介者」のイメージだったが、イメージよりももっと酷く、平時には即座に野盗化するので定期的に戦争をしたり、十字軍で外へ吐き出したりしているのも歴史の裏側を見ているようで、新たな知見となった。第4回の十字軍全体が盗賊化したのを不思議に思っていたが納得である。 非常にあっさりとしたあとがき(;平易な文章と合わせても自分を飾るためではなく、読者を考えて本書を執筆したのだろうなと思わせる、彼の講義を聴いてみたかったと思うような内容だった)で、傭兵についての資料の少なさや日本語翻訳がなされていない物が多いこともわかった。 これは傭兵が一般的では無くなったが故に研究対象として遠い存在となってしまったためなのか、倫理観に許されない行為のオンパレードだから研究の対象に適さないのか。どっちなのだろうか。

Posted by ブクログ

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