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「日本」をめぐって
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
成田龍一との対談もままおもしろいですが、ハイライトはやはり小熊英二との対談の部分でしょうか。対談者というよりインタビュアで分析者の小熊が網野前後の歴史学界のコンテクストを紹介しつつ、ズバズバと質問していく。それに対して回答者も丁寧に返していく。結果的に読む側にとっては二重においし...
成田龍一との対談もままおもしろいですが、ハイライトはやはり小熊英二との対談の部分でしょうか。対談者というよりインタビュアで分析者の小熊が網野前後の歴史学界のコンテクストを紹介しつつ、ズバズバと質問していく。それに対して回答者も丁寧に返していく。結果的に読む側にとっては二重においしい感じです。（戦後〜現代歴史学界のひとつの様相を見るとともに、網野の見解も知れるということで。）
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「日本」の歴史の見直し。 国民国家が近代の産物だという主張に対して反対意見もある。 ・農村中心史観、土地制度史観、生産中心主義への批判。縄文時代から交易はあった。着飾りたいのは人の本能。 ・歴史は物語とは違う。真実など頭からわからないときめこむ立場こそ傲慢の極み。
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