1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

知識の哲学 哲学教科書シリーズ

戸田山和久(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥2,860

¥1,155 定価より1,705円(59%)おトク

獲得ポイント10P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 産業図書
発売年月日 2002/06/20
JAN 9784782802083

知識の哲学

¥1,155

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/05/06

本書で考える問いはどんなものか。以下のような場面を想像してみよう、という筆者の提案からはじまる。 * あなたと弟が学校から帰ってきたら、テーブルの上にきれいな包装紙に包まれた箱が置いてあった。二人は同時に「シュークリームだよ、きっと!」と叫ぶ。… 箱を開けてみると本当にシューク...

本書で考える問いはどんなものか。以下のような場面を想像してみよう、という筆者の提案からはじまる。 * あなたと弟が学校から帰ってきたら、テーブルの上にきれいな包装紙に包まれた箱が置いてあった。二人は同時に「シュークリームだよ、きっと!」と叫ぶ。… 箱を開けてみると本当にシュークリームが入っていた。なんでシュークリームだと思ったのかと尋ねる弟に、あなたは「なんかそんな気がしただけ」と答える。一方弟の答えは、「今朝、おかあさんがおやつにシュークリームを買っておくから帰ってきたらおねーちゃんと一緒に食べなさいって言ってたんだもん。」。「なーんだ。あんた知ってたんじゃない!」 二人ともシュークリームが入っていると強く思っていて、二人の思っていたことは正しかった。でも弟はシュークリームが入っていたことを知っていたと言えるのに対し、あなたの場合はそうは言えないみたいだ。この違いは一体どこにあるのだろう? * この冒頭のエピソード大好き。筆者が言う「哲学の問いは日常の中に転がってる」というのをよく表してるし、「うーん、何が違うか。理由があるか、ないか、かな?」と読者を引き込ませるし、読み進めるうちに「ハテ。一体この本で何を考えていたんだっけ?」となった時に「ああそうだ、シュークリーム」と問いに立ち戻れる。

Posted by ブクログ

2017/01/30

著者も前書きで述べている通り、自然主義の立場に偏った認識論入門書。入門書なのでいずれの項目もあまり詳しくは書かれていないが、伝統的な認識論と新しい認識論のだいたいの流れはつかめる良書。ただ、誤った記述がまれに見受けられるのでマイナス1点。

Posted by ブクログ

2014/05/06

知識の古典的定義に始まり、新しい認識論が生み出されるまでや、今日的意義が次第に明らかになってくる。 哲学が現代でも様々な理論や解釈を生み出し、現代社会に応じたものになっていることを感じさせてくれる。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品