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この道を行く人なしに
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
勿論創作とわかった上で。人物背景や生活は置いといて、どうしたって作者自身の思ってること言いたいことを表現してるようで、分身と錯覚してしまう。主人公50歳位の女性だが、普通に男性として書かれてる。子供もそれぞれ独立し別の家庭を持つ。性交、人との関わり方が周囲の例えば旦那の方が女性的...
勿論創作とわかった上で。人物背景や生活は置いといて、どうしたって作者自身の思ってること言いたいことを表現してるようで、分身と錯覚してしまう。主人公50歳位の女性だが、普通に男性として書かれてる。子供もそれぞれ独立し別の家庭を持つ。性交、人との関わり方が周囲の例えば旦那の方が女性的だったりするのだ。アパルトヘイトはなくなっても、襲撃などで黒人が亡くなる情勢で、女性らしく生きることを強要されてこなかったのかな。生きる上での内部への押し込みが感じられず、一人の人間として世の中を見据える冷静な視線。そら恐ろしい。
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[ 内容 ] 1990年の南アフリカ。 悪名高いアパルトヘイトは崩壊したが、来るべき秩序はまだ不透明。 不安、希望、混乱の渦。 そんな状況下では「私と娘」の関係も「私と彼」の関係も、曖昧さをはぎ取られる。 さらなる自由と、真の人生の同志を求め、傷つきながら、新しい出会いに心を震わ...
[ 内容 ] 1990年の南アフリカ。 悪名高いアパルトヘイトは崩壊したが、来るべき秩序はまだ不透明。 不安、希望、混乱の渦。 そんな状況下では「私と娘」の関係も「私と彼」の関係も、曖昧さをはぎ取られる。 さらなる自由と、真の人生の同志を求め、傷つきながら、新しい出会いに心を震わせて生きる女性、ヴェラの物語。 南アのノーベル賞作家が、主著といわれる『バーガーの娘』を凌駕する感動的な作品を書いた。 題は芭蕉の句から。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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